colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧

連載

MIO TABLE
日本の美しいグラスと
スパークリング清酒でおもてなし
千葉のグラスとピーナッツで
2月のおうちデート

宝酒造 × colocal
和酒を楽しもうプロジェクト
vol.004(Season2)|Page 1

posted:2017.2.9  from:千葉県山武郡九十九里町  genre:食・グルメ

sponsored by 宝酒造

〈 この連載・企画は… 〉  「和酒を楽しもうプロジェクト」もシーズン2へ。
和酒のイメージを一新し、誰かと幸せをシェアしたくなるような“おいしい食卓”を
コロカルらしいアレンジを加えた「MIO Table」としてご紹介します。

和酒の楽しさを誰かとシェアしたくなる食卓。
それがコロカルの思う「MIO Table」です。
パーティというほど大げさではないけれど
お気に入りのグラスや食器を選び、日本各地の素材にこだわり、
シンプルでも気持ちが華やぐようなおつまみを用意。
相方は誰もが飲みやすい泡の和酒
スパークリング清酒〈澪〉をよく冷やしておきましょう。
グラスもメイドインジャパンのフルート型で。
それが「MIO Table」のこだわりのひとつです。

今回のテーマは「おうちデート」。
春の気配はあるものの、まだまだ寒い時期なので
ちょっと特別な日やバレンタインはおうちで乾杯してみては。
料理つくりやセッティングも、ふたり一緒ならイベント感覚で楽しめそうです。
きょうのメニューはパテとパスタに加え、
優しい甘さのピーナッツブラウニーもスタンバイ。
そこにエレガントなデザインのグラスを用意すれば、
いつもの食卓が心浮き立つデート仕様に変わります。

そんなときに選びたいのが、どこかあたたかみ、しなやかさが感じられる、
ハンドメイドのシャンパングラス。
きょうのグラスは〈エリカ〉と名付けられていて、これはイタリア語で「螺旋」の意味だとか。
きらきらと輝く螺旋状のこのステム。
しっくり手になじんで持ちやすいと思ったら、
実は驚くほど高度な職人技でつくられていたのです。

日々の暮らしにハンドメイドの輝きを

このグラスはハンドメイドのガラス食器〈sghr(スガハラ)〉ブランドで知られる、
千葉県九十九里町にある菅原工芸硝子のオリジナル。
広報担当の菅原加代子さんによると、〈sghr〉のシャンパンやワイングラスのステムは
カップの底からステム部分を引き出していく、「引き足」という技法でつくられているそうです。
この「引き足」自体、日本でもできる職人が、10人にも満たないほど難しい技なのに、
〈エリカ〉の場合はデザインが螺旋状。
カップ底のガラス溜まりに切れ目を入れて、
くるっとねじりながら垂直に伸ばして狙ったかたちにしますが、
1400度の高温でどろどろに溶けたガラスが相手なだけに、
いかに道具を意のままにあやつれるか。職人の勘だけが勝負の世界です。

この〈エリカ〉の発案者は、直営店の女性スタッフ。
ステムだってデザインしてあげたい。
そんなアイデアをきちんとかたちにできるのも、高い技術力を持つ職人集団だからこそ。
しかも商品は“日常使いができるもの”というのが大前提。
使い勝手がいいのはもちろんのこと、日々の暮らしで使ってもらうために
技を盛り込みすぎないという配慮まであるそうです。

もともと菅原工芸硝子がハンドメイドならではの、オリジナルデザイン商品に特化したのは、
1970年代のオイルショックがきっかけ。
当時の慣例だった受注生産では景気に翻弄されるうえ、
職人の感性が生かせる場がありませんでした。
これからは、本当につくりたいものを自由につくろう。
その先代の決意を後押ししてくれたのが、
グラスの口を斜めに切り落としたような大胆なかたちの器でした。
当時流行していたコーヒーゼリーを、もっと食べやすくと自分でデザインしたものですが
これがオリジナル商品として初の大ヒットに。
シンプルでモダン、しかも使いやすくて美しい。
〈sghr〉の原点のようなこの器は、発売から45年たったいまも愛されるロングセラーです。

泡を閉じ込めたり金属風の光沢を施したり。
毎年発表される数々の新作もロングセラーも
職人が巻き取ったひとつのガラスの“たね”から生まれます。
「それがハンドメイドならではの魅力でしょうね。
〈エリカ〉のようなステムウェアなら、繊細なラインにつくり手の思いを感じていただければ」
変幻自在な“たね”に人が命を宿らせたグラスは、
日々の暮らしをきっと輝かせてくれるはずです。

彼女がキッチンにいる間に、食器の準備やセッティングを済ませておいて。食後のデザートまでゆっくり楽しむためにもお互いの協力が不可欠。いつもの食事ではなく「おうちデート」なのをお忘れなく。

用意が整ったらまずは乾杯! 普段とは違う場所、たとえばリビングのテーブルで食事をするのも気分が変わっておすすめ。おもてなし用の食器を使ったり、本格的なデザートを用意するなど、“ちょっと違う”ポイントをつくるのが「おうちデート」のコツ。

●きょうのMIOグラス

sghr スガハラ(菅原工芸硝子) エリカ 7500円

住所:千葉県山武郡九十九里町藤下797

TEL:0475-76-3551

http://www.sugahara.com

※九十九里の工房と東京・青山のショールームに併設カフェあり。
グラスなどの使い心地が体感できる。

Recommend