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ミツバチがつくる
“第3のみつ”とは?
秩父の森の恵みを届ける
プロジェクト〈TAP&SAP〉

特集・木のある暮らし × コロカルニュース
vol.1415|Page 1

posted:2015.12.3  from:埼玉県秩父市  genre:ものづくり / 買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  埼玉県の秩父にて、森の恵みを届ける新たな取り組みが始まりました。
発起人は〈TAP&SAP〉代表の井原愛子さん。第一段プロジェクトは、第3のビールならぬ“第3のみつ”!
これは、はちみつ類の新しいカテゴリーに入る蜜なのだそう。
さらに、秩父のカエデの木からメープルシロップをつくるプロジェクトも進行中です。

埼玉県秩父にて、“自然と人の恵みを生かして、持続可能な生活を”を
テーマに、森の恵みを届ける新たな取り組みが始まりました。
中心となって進めているのは、
〈TAP&SAP〉(タップアンドサップ)というグループの皆さん。

第一段プロダクトは、第3のビールならぬ
“第3のみつ”という、ちょっと変わった蜜です。

『秘蜜 林檎(夏蜜)』1,850円(税抜)

その名も『秘蜜』は、TAP&SAPとNPO法人秩父百年の森、
埼玉県立秩父農工科学高校食品化学科、
埼玉大学の関係者などとの共同研究から生まれた、
はちみつ類の新しいカテゴリーに入る蜜。

はちみつの国際規格では、花の蜜に由来する“花はちみつ”や“花蜜はちみつ”、
昆虫の代謝物質に由来する“甘露はちみつ”をはちみつと定義しますが、
第3のみつは、ミツバチが花の蜜やカエデの樹液、果実、
野菜のジュースを食べてつくった蜜なのだそう。

ミツバチたちが集めた花の蜜とさまざまなジュースの組み合わせから、
第3のみつならではのユニークな味が生まれるのだそうです。
これは気になりますね!

ミツバチたちが夏の花の蜜と林檎ジュースを独自にブレンドしてつくった蜜。ジュースには青森県弘前産の林檎ジュースを使用しています。

TAP&SAP代表の井原愛子さんは秩父市に生まれ、
故郷を離れて外資系家具販売会社で働いていましたが、
ある時秩父の森づくりを行っているNPOの取り組みに感化され、
Uターンすることを決意し、2014年に帰郷。

今年の夏にTAP&SAPを立ち上げ、
山とまちをつなぐ地域プロデューサーとして活動しています。
今後は、地域資源を生かした商品の開発や、
エコツアーなどを開催していく予定だそう。

現在、日本に流通している国産のハチミツはたったの5%。
しかも、養蜂をめぐる状況は年々厳しくなってきているのだとか。
TAP&SAPでは、そうした問題を補いながら
おいしい蜜を届けていくため、原料も国産のものにこだわっています。

さらにTAP&SAPは、蜜を食べるための匙もつくってしまいました!

『秘蜜の匙』1,112円(税抜)

これは、真ん中に穴があいていることにより、
蜜を絡めて垂らせるというもの。
形状が工夫されており、ジャムなどをすくう時にも便利です。

匙を手がけたのは秩父山中にある小さな工房〈ツグミ工芸舎〉さん。
秩父産のキハダの古材を使って、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。

この『秘蜜の匙』と『秘蜜』は、オンラインショップで販売が始まっています。

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