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さらにみんなからの投稿を待つ!

みうらじゅんのニッポン民俗学研究所
vol.003

posted:2012.3.23  from:全国  genre:エンタメ・お楽しみ

〈 この連載・企画は… 〉  独自の視点で日本各地のユニークな文化を研究してきたみうらじゅんが、
読者にフィールドワークを課しながら集成していく新たなプロジェクト。

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Jun Miura

みうらじゅん

みうら・じゅん●1958年、京都府生まれ。イラストレーターなど。代表作に『アイデン&ティティ』など。“マイブーム”の生みの親であり、「とんまつり」や安斎肇とのユニット「勝手に観光協会」など、日本各地の知られざる魅力を独自の視点で広める活動も多い。『マイ仏教』(新潮新書)、リリー・フランキーとの対談本『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(扶桑社)、いとうせいこうとの共著『見仏記 ぶらり旅篇』(角川書店)など著書多数。

みんなで新しい「世界遺産」をつくろう!

どーも、みうらじゅんと申します。
先日、佐賀県・嬉野温泉の旅館でライブをしました。
うちらは「勝手に観光協会」っていうユニット、
タモリ倶楽部の空耳アワーの安斎肇さんと、
今回特別にギタリストとして山田五郎さん(といっても普段は美術評論家なんですが)
を招き、もうすっかりお客さんも酒が回ってきた夜の10時から、
日本各地で作ったオリジナルご当地ソングを大声張り上げて歌いました。

当然、翌朝は頭と体が痛くて、三人でフラフラ街を散策したのですが、
まるで香港のように道に向かってせり出す看板。
フーゾク店やマッサージ、しかも巨大な看板が
通行する車に当たりはしないかと心配になりました。
路地に入ると「マンダム」と書かれたスナック。
70年代、日本でも大ブームを巻き起こした米俳優、チャールズ・ブロンソンの
男性化粧品のCMと同じ字体、同じロゴがどーんと壁に描いてあってクラクラしました。
日本にはこのような、その地とは何ぁーんも関係性のない店が
放置という名のもとに保存されていることが多々あります。
もう、このマンダムも僕の中では堂々「世界遺産」入りです。

みなさんの身の回りでも、“いかにしてこの店は経営してるんだろう?”と、
大きなお世話な心配をしてしまう建物があるでしょ。
それも私の「世界遺産」として登録していただきたい。
それに加え、本来は外国の本当に有名観光地となっている世界遺産と同名の
「おいおい!イエローストーンって、美容室かよ!」といった、
腰砕けな店名でやってる店が存在するでしょ。
アクロポリス(本来はギリシャ)なのに群馬県の釣具屋とか、
ウェストミンスター宮殿という店名のペットショップとかさ、
赤の広場(本来はロシアなのに)というさいたまのキャバクラとかね。
そーいった店を撮影、送っていただくことで
プチ世界遺産をつくっていこうと思ってます。
どしどし送ってくださいな。

それと「いやげもの」、これは本当にもらってうれしくない土産物も募集してます。
要するに日常生活を営むうえで全く役に立たない情報ということです。よろしくです。
本当、一日が短く感じる年齢になりました。
みなさんはお体を大切に、一日、一日を大切に生きてくださいね。
それでは。

*みなさんが見つけた「世界遺産の店」「いやげもの」を募集しています! 
どこで見つけたかも書いて、たくさん投稿してくださいね。
(編集部より)

募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

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