全長360mの朝市通りに並ぶ200軒の露店。
新鮮な海産物をはじめ、採れたての野菜や干物、民芸品などが並びます。
輪島朝市は、千年も前から続く歴史ある朝市で、日本三大朝市に数えられるほど。
元々は、ここで農産物と海産物の物々交換をしていたのが始まりなんだとか。
ノドグロ、ヒラメ、マダイ、ブリ、ズワイガニ、アワビ……。
その日の朝に、近くの漁港に揚がったばかりの日本海の幸がずらり。
見ているだけでワクワク、目移りしてしまいます。

値札が付いていないものが多く、値段は露店のおかあさんとの交渉次第。
そんなやり取りも市場ならではの醍醐味です。



なんといっても、能登の女性たちは働き者。
昔から能登では、「亭主のひとりやふたりを養えない女は甲斐性なし」
という言葉があるほど。
「まけとくさけに、こうてくだぁ〜」(まけてあげるから買ってください)と、
威勢のいい掛け声でお客さんを呼び込みます。
輪島朝市は、女性が主役の朝市なのです。

小さなござの上で手づくりの布草履を売るおばあちゃん。
能登のおばあちゃんは一見シャイですが、
こちらから積極的に話しかけてみると、底抜けの優しい笑顔で接してくれます。
心の触れ合いを楽しみながらのお買い物。
ぜひ早起きをして、輪島朝市通りをぶらぶらのんびり歩いてみてください。