石巻の地元高校生たちがつくる いしのまきカフェ 「  」(かぎかっこ)

一人では作れないポーズ「  」

震災後、被災地を支援するために作られた
高校生がつくる いしのまきカフェ「  」(かぎかっこ)。
このお店のコンセプトは、地元高校生たちが
大人のスタッフのサポートを受けながら、企画、運営に
携わるというもの。

オープンから関わった高校生たちは延べ40人近く。
お店の名前、コンセプト、ロゴ、メニュー、空間デザインなど、
すべてをゼロから彼らがつくって来ました。

店名は「  」と空いているところからスタートし、
何でも入る可能性や個性を大切にしたい思いから「  」のままとしたそうです。
写真の2人(左:田口裕也さん/大人スタッフ、右:桜井志朗さん/高校生スタッフ)
がつくるかぎかっこのポーズ「  」は、実は一人では出来ません。
そんなコンセプトも高校生たちが考えています。

メンバー同士はとても仲が良く、あだ名で呼び合う仲。
イラストが得意な人はイラストを、料理が得意な人は料理を、
それぞれのメンバーが得意なことを担当してお店を切り盛りしています。
石巻の高校に通う現役高校生の桜井さんは、
来春から仙台市内の大学に進学が決まっています。
お店で働く高校生の中には、被災して家や家族を失った子もいます。
最初はすごくシャイでコミュニケーションを取るのが
大変でも、お店で仲間と働いて、社会と関わっていくうちに、
見違えるように元気になっていくこともあるそうです。

高校生たちは、田口裕也さんらの大人のスタッフのサポートのもと、
積極的に運営、接客練習、メニュー企画に取り組んでいます。
人気メニューの「いももち」は、
まかないから考案されたもので、もちもちとした食感。
サバと明太子のディップとぴったりの味わいです。

まるで終わらない学園祭のようなカフェ「  」。
お店があるロケーションは石巻市役所の1階なのですが、
ここは撤退したショッピングモールを改装した場所。
そんなユニークさもチェックしてみてください。