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いまだけ! 酒どころ・新潟の
〈今代司酒造〉でとれたての
やわらか酒粕〈冬粕〉販売中

コロカルニュース

posted:2015.12.11   from:新潟県新潟市  genre:旅行 / 食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

酒どころ・新潟。
新潟駅から徒歩15分のところに、
日本酒やみそなど、醸造と発酵食の町として知られる
“沼垂(ぬったり)”にある酒蔵、〈今代司酒造〉。
ここは、醸造アルコールの添加を一切行わない、
全国でも珍しい全量純米蔵。
仕込み水は天然湧水を100%、
お米は全て新潟で採れたお米を使用
創業1767年。全量純米仕込みで酒造りを行っています。

お酒を貯蔵するタンク

そんな〈今代司酒造〉さんでは、事前申し込みで
酒蔵見学が可能。
明治三十年頃に建てられた、趣のある蔵の中で、
お酒が出来るまでの工程や蔵に関するお話を聞いて、
酒造りの現場を見学することが出来るんです。

見学に訪れたわたしは、ある作業に釘付けになりました。
それは、〈酒粕〉を採る作業。
そもそも酒粕とは、日本酒をしぼった後にできるかす。
〈ヤブタ〉と呼ばれる自動圧搾機に醸造された日本酒を入れて、
綺麗にお酒と酒粕を分けます。
自動圧搾機のなかには、何十枚もの布が貼られた板が吊るされています。
このときにもろみがしぼられることで、板状の酒粕が出来上がるのです。

こちらが酒粕を採取する作業場

酒粕をはがす道具

見事な板状!

酒粕は通年販売されていますが、
しぼりたての酒粕が買えるのは、日本酒をしぼる12月から2月中旬ごろまで。
他の時期は、熟成された酒粕が販売されているんです。
熟成はコクがありますが、しぼりたてのほうは
香り高くやわらかで、風味豊か。
搾りたてのお酒のような、フルーティな香りがふんわり立ち上ります。
火鉢の網であぶって、砂糖をのせて食べたり、
甘酒にしたり、ココアにいれたりしても!
栄養豊富で美容と健康にも良いんです。
お値段は810円(税込)。
通信販売も可能です。

これが生の酒粕!

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合わせて訪れたい味噌蔵〈峰村商店〉

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〈峰村商店〉

この今代司酒造さんを尋ねたら、合わせて訪れたいのが
斜向かいにある越後味噌・味噌漬製造元の〈峰村商店〉。
店内にはおいしい味噌やオリジナルの出汁パックなど、
おみやげにぴったりな食べ物がたくさん売られています。
ぜひお試しいただきたいのが、
新潟産のこしひかりと味噌漬をオリジナル出汁で
食べられる、お茶漬けの試食。
出汁の旨味に、思わず声がでます!

お茶漬けの試食ではご飯をよそってくださいます

これに出汁をかけて食べます!

そのお隣にある、
糀ドリンクのショップ&カフェ〈古町糀製造所〉もぜひチェックを!
発酵のまち、沼垂にはおいしいものがいっぱいです。

今代司酒造株式会社

住所:新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号

TEL:025-244-3010

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