兵左衛門が作るユニークな箸 「かっとばし!!」。 福井・小浜発、原材料は 折れた野球バット!

「木のある暮らし Life with Wood」からのニュースです。 日本の木材を活用した新しい商品、ユニークな商品、ヘルシーな商品の情報や、 木に触れる、木の良さを知るイベントやプロジェクトのことなどをキャッチ!

日本の食文化に欠かせない身近な存在の「お箸」。
福井県小浜市で、天然漆と天然木にこだわる作り手さんの「兵左衛門」。
折れたバットをリサイクルしたユニークな箸「かっとばし!!」
を手がけています。

この箸の原材料は、試合などで使用中に折れたバットや、
バット製造時にでる端材。
本来なら破棄される破損バットをリサイクルし、
12球団それぞれのマークを入れて製品化しました。
そのため、野球ファンからも注目されるプロダクトになったんです。
箸だけでなくスプーンやフォーク、ペンも作られています。

でもどうして、折れたバットを材料にしているんでしょう?
その理由は、実はバットは箸に向いた木材なんだそう。

「私たちが作っている商品のほとんどが塗箸です。
塗箸に適した木材で、且つ値段が安定している木材から、
その時々で最も品質が良いものを調達するというスタンスで箸作りを行っております。
実は、バットの必須条件である「硬くてしなりがあること」というのは、
箸に適した素材の条件と合致しているんです。
この商品の売上げの一部を、バットの材料になる
「アオダモ」という国産材の植樹活動にあてています」(兵左衛門・孝忠さん)

こちらが原材料のバット

そう、バットを使った箸作りの理由は、
国産材保護という目的もあるのです。
「アオダモ」は、「トネリコ」とも呼ばれる広葉樹。
北海道に多く、バット材として最良とされています。
ですが、成長が遅く、植林がほとんど行われなかったので、
バットの素材が安定して供給されることが難しくなっているんです。
この危機を乗り切るべく、NPO団体「アオダモ資源育成の会」が
結成されました。
兵左衛門は育成パートナーとしてこの会に参加。
商品の収益をアオダモの植樹・育成に還元し、
再び未来のバットを産み出しているんです。
通信販売は、兵左衛門Webサイトから受け付けています。

・兵左衛門「かっとばし!!」

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