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posted:2025.1.10 from:東京都町田市 genre:食・グルメ
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writer profile
Riho Nakamori
中森りほ
なかもり・りほ●東京生まれ東京在住のフリーライター/編集者。仕事やプライベートで月に1回以上、地方や海外へ。各地のおいしい食べ物やお酒、素敵なホテルや旅館を発掘するのが趣味。好きな番組は『ブラタモリ』『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。
2024年12月7日、小田急町田駅前旧カリヨン広場に
武相エリア(東京と南多摩地域と神奈川県相模原市周辺を指す総称)発の
クラフトビールの醸造所併設のタップルーム〈BUSO BREWERY(ぶそうブリュワリー)〉
がオープンしました。
〈BUSO BREWERY〉は、地元を愛する飲食店を中心とした地域土着の企業10社が、
2023年6月に設立した株式会社武相ブリュワリーが取り組む、
市内農業者との農商連携による日本初(同社調べ)の共同ブリュワリーの直営店です。
きっかけとなったのは、飲食店が大きなダメージを受けたコロナ禍。
自分たちのまちを盛り上げるためには、飲食店同士が手を取り合い、
つながることが大切だと感じ、同プロジェクトが発足しました。
また武相エリアにキャンパスを構える玉川大学とも連携しています。
〈BUSO BREWERY〉が目指しているのは、
地域社会とのつながりを大切にした、持続可能なビールづくり。
地元密着型のブリュワリーとして、武相土着の飲食店にクラフトビールを卸し、
地元店舗を明確にすることで地域あげての“つながり”をつくり
この地域の食文化の向上と同時に、地域のシビックプライドの醸成を
ミッションに掲げています。
〈BUSO BREWERY〉で取り扱うのは、〈Kawasemi Brew(かわせみブリュー)〉
という地場で立ち上げられたビールブランド。
東京湯島にある〈アウグスビール〉から醸造技術を学び
地元町田産の厳選したホップや大麦を使用し、清らかな水で仕上げることで、
シンプルでありながら奥深い味わいのクラフトビールを生み出しています。
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醸造所には300リットルの発酵タンクを3台設置。
まずは5種類のビールがリリースされており、
季節に応じて、町田の果物や農産物など町田ならではの材料を使った
クラフトビールも登場予定です。
加えてビールに合うオリジナルのフードメニューが、脇を固めています。
同事業は、総務省による「ローカル10,000プロジェクト」、町田市産業振興計画19-28
「チャレンジするならTOKYOの町田から!」などの支援を活用して、
この地域の食文化の向上によるまちの活性化の貢献も目指しています。
クラフトビールとともに、地場産の農作物などを活かしたメニューも提供するほか
醸造したクラフトビールを町田市名産品として、
町田市ふるさと納税の返礼品にできればという考えもあるそう。
自家製クラフトビールとオリジナル料理を味わいつつ
心温まる人とのつながりを感じられる〈BUSO BREWERY〉。
武相エリアの新たな文化の交差点、発信地となりそうです。
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BUSO BREWERY
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