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posted:2018.5.22 from:長野県松本市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
5月になると工芸月間〈工芸の五月〉を迎え、
つくり手とクラフトファンでにぎわう長野県松本市。
今年も10cm、ミナ ペルホネンなどが参加する
〈六九クラフトストリート〉や〈松本民芸館名品展〉(松本民芸館)、
〈草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて〉(松本市美術館)など、
約60の会場で展示や即売会などが行われています。
ハイライトは〈クラフトフェアまつもと〉が
開催される2018年5月26日(土)〜27日(日)。
今年はクラフト部門232組、材料・道具・情報部門18組、
食品部門41組、合わせて291組が出展します。
クラフト好きなら、うずうずしてしまいますね。
松本は江戸時代のころから、各地から集められた匠が
居住する城下町として栄えてきました。
戦後には、柳宗悦の唱えた「民藝運動」に共感した人たちにより、
ますます盛んにものづくりが行われるようになったといいます。
クラフトフェアまつもとは、そんな松本で1985年に始まったイベント。
屋外で行われるクラフトイベントとしては、日本初のフェアでした。
会場となるあがたの森公園には、木工、漆、陶磁、染織、ガラス、金属などの
出展ブースがずらり。つくり手とお話できるのも魅力です。
公園内には大正時代の面影を残す素敵な建物
〈あがたの森文化会館講堂〉(旧松本高等学校講堂)も。
こちらでは〈講堂棟CINEMA〉や企画展、ワークショップなどが開催されます。
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5月26日(土)〜27日(日)は、あがたの森文化会館・講堂棟にて
クラフトフェアまつもと企画展〈てのひらに〉を開催。
今年はクラフトフェアまつもとの出展作家、23名の作品を展示します。
※5月19日(土)〜24日(木)はゲストハウス東家にて開催。
また、クラフトフェアまつもとでは、材料や道具にもスポットをあて、
クラフト材料や道具、専門書などの展示販売やワークショップを行っています。
今年は、あがたの森文化会館 本館にて本出ますみさんによるワークショップ
〈羊の世界へようこそ ー羊毛の品質の見方と、世界の羊の話ー〉と
下村輝さんによるワークショップ「絹糸のいろいろと竹筬(おさ)」を開催します。
というわけで、クラフトフェアまつもとには見どころが盛りだくさん。
公式サイトやガイドブックもぜひチェックしてみてくださいね!
information
クラフトフェアまつもと 2018
開催日:2018年5月26日(土)、27日(日)
時間:26日(土)11:00〜17:00/27日(日)9:00〜17:00
会場:あがたの森公園
住所:長野県松本市県(あがた)3-2102-4
アクセス:徒歩:「松本」駅から20分/バス:「タウンスニーカー東コース」「北市内線東まわり」「横田信大循環線」の路線バスにて「秀峰学校前」停留場下車(約10分)。臨時シャトルバスも運行されます。 くわしくはこちら
Web:クラフトフェアまつもと Facebook 工芸の五月
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