宮崎県えびの市MV 『忘れられない歌』 高校生と曽我部恵一、Boseらが つくった本当に忘れられない歌
宮崎県えびの市の高校生たちとサニーデイ・サービスの曽我部恵一さん、
スチャダラパーのBoseさんら豪華クリエイターがコラボし、
MV『忘れられない歌』をつくりました。
都会の夜、ひとりの女性がタクシーに乗り込むと、1通のメールが届きます。
開いてみると、そこには田園風景や高台から見える山々、
高校生たちの写真が映っていました。
そして1両編成の列車に乗って向かった先は、宮崎県えびの市の「えびの」駅。
人気が少ない駅、錆びついた看板、広々とした田んぼ。
もしかしたら、えびの市出身の方じゃなくても
なつかしさを覚えてしまう風景ではないでしょうか?

このMVは「霧島山の めぐみ めぐる えびの 山と水、米と肉。温泉と四季のまち。」を
キャッチコピーに掲げる宮崎県えびの市が
シティプロモーションの一環で企画したもの。
歌詞は生徒の皆さんから生まれたアイデアをもとに、
曽我部恵一さんと Boseさんがつくり、楽曲は曽我部さんが制作。
等身大の高校生たちの言葉とアイデアが、みずみずしい楽曲を生み出しました。

映像には、ワークショップに参加した生徒たちも出演しているそう。
主演は、宮崎県出身の女優、工藤綾乃さん。
都会で暮らす20代の女性と、高校生、子供を持った30代の3役を見事に演じています。

楽曲制作に参加したのは、飯野高校の3年B組の皆さん。
講師にアートディレクターの光嶋崇さん(京都精華大学講師 デザイン講師)を迎え、
デザイン思考でえびの市の魅力を掘り下げていきました。
ワークショップでは、Boseさんと映像監督の木村和史さんが
登場するというサプライズも。
生徒たちから直にアイデアを聞いたり、意見交換を行ったりしたといいます。
ワークショップは4回にわたって行われ、光嶋さんと生徒の皆さんの間には
温かい絆が生まれたのだとか。
クリエイターの皆さんは公式サイトに次のようなコメントを寄せています。
「えびの市。この未知の地にどんな異才があるのか、
永井博風の空をじっと見ながら戦々恐々としている夏です」(曽我部恵一さん)
「東京にある渋谷区や世田谷区みたいな有名な町と違って、
えびの市のような、“それってどこの県にあるの?”って言われるような町が、
実はほとんどなんだと思います。ぼくもそういう町で生まれ育ったので、
えびの市にある、隠れた良さや、
ここはちょっとなという問題点が、なんとなく分かります。
そういうことをみんなで発見出来たらいいんじゃないでしょうか」(Boseさん)
「ロジックで解決できないことも創造性で解決できることがあります。
正しい/正しくないだけでは人は動きません。
“人の2割は合理性、8割は非合理性”とも言われます。
私生活の中の心理背景にヒントを見出しましょう」(光嶋崇さん)
「飯野高校の皆さんが10年、20年後に見て楽しめる、
そして大人になった時に、改めてえびの市の素晴らしさを
感じて誇れるような参加してよかったと思える形に落とし込めたらと思っています。
えびの市の皆さんと関われること、
素敵なミュージシャンとアートディレクターと
一緒にこのようなプロジェクトに参加出来て
僕が高校生のようにワクワクしています」(木村和史さん)
3年B組の皆さんは、この3月に卒業するそう。
みんなでつくったこの曲が
本当に忘れられない歌になりそうですね!
information

忘れられない歌
制作地:宮崎県えびの市
原案:宮崎県立飯野高等学校3年B組
主演:工藤綾乃
アートディレクター:光嶋崇
映像監督:木村和史
作詞:曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、Bose(スチャダラパー)
作曲:曽我部恵一