好きな場所で居心地よく暮らすこと。
コロナ禍を経て、住まいを選ぶ自由度は、より高まっています。

山や海、自然が身近にある暮らし、古い建物を改修しながら住まう人、
都市と地域での二拠点生活など、これまでもコロカルでは地域の人々を訪ねて、
既成概念に捉われない暮らし方、新しい選択につながる、
さまざまな取り組みを紹介してきました。

さらに、働き方やライフステージの変化に合わせて、
「非日常的な旅」と「日常の暮らし」の境目はなくなりつつあり、
次はどこに住もうか？　と、期間や場所を自由に選んで、
地域の文化体験に触れる住まいのサブスクを楽しむ人も。

また、家族と共に豊かな自然のなかで生活したり、
暮らしのなかで趣味を最大限に楽しんだり、
居住空間にアレンジを加えてみたり……。
何が心地よいか？　どんなふうに暮らしていきたいか？
たくさんの選択肢があるいま、日々の暮らしと深く向き合ったときに、
住まいにおいて何を大切にしたいのか、その答えが見えてくるはずです。

本特集「暮らしと、住まいの再定義」では、
都市と自然を軽やかに行き来きする多拠点生活、
滞在型のサブスクの魅力や、住み継ぐためのリノベーションなど、
心地よい住まいの工夫を考えます。
この先には、いまよりもっと、自由でおもしろい！
自分らしい暮らしが待っているかもしれません。