menu

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町

 15

|51

1 Judge Tuna From Katsuura 勝浦産生まぐろの目利き人。コラム 勝浦のまぐろの呼び方、見分け方

バチ、ダルマ

メバチマグロのこと。目が大きくバッチリとしているのでこの名の由来。また、ずんぐりとした体型から「ダルマ」とも呼ばれ、クロマグロの次に大きくなる。ちなみに、30kg以下のものは「小ダルマ」と呼ばれるそう。

トンボ

ビンチョウマグロのこと。勝浦漁港でも一番水揚げが多い。背ビレがとても長く、そのスタイルがトンボが飛んでいる姿に似ているためこの呼び名がついた。ちなみに、1月〜3月にかけてころころ太ったおいしいトンボを、「アブラトンボ」と呼ぶ。

まぐろ

勝浦では、本マグロ(クロマグロ)のことを指す。まぐろの中でもっとも大きくなる種類で、全長3m、重さ400kgを超えるものもある。他に比べて、目は小さく、口元がえくぼのようになっていて、やさしい顔をしたまぐろの大将だ。

キハダ

読んで字のごとく、背びれなどが、とってもきれいな黄色であるのが、キハダマグロの特徴。メバチや本マグロに比べてほっそりした体をしている。漁港に水揚げされた数あるまぐろのなかでも、あざやかな色が目立つ。

まぐろと一緒に勝浦漁港にあがる魚たち。

これらのまぐろ4種類のほか、勝浦漁港には、メカジキ、マカジキ、黒皮カジキなどカジキ類も水揚げされる。さらに、マンダイと呼ばれる水玉模様がかわいらしい赤い魚も。マンダイはバターソテーにして食べるとおいしい。