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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2月25日(土)、秋田市民市場にて「なんもだー!」を合言葉に
フード&マルシェイベント〈なんもダイニング!〉が開催されます。
これは、各地で争奪戦となったフリーマガジン『のんびり』を企画編集し、
天使の寒天、池田修三、いちじくいちなど、秋田のたからものに
次々と光をあててきたのんびり合同会社が、
秋田市民市場とタッグを組んで開催するもの。
第1回目となる今回は、秋田のおもてなし精神をニッポン中に届ける
学校のようなウェブマガジン『なんも大学』ともタッグを組みます。
会場となるのは「秋田の台所」と呼ばれる秋田市民市場。
市場には、季節ごとにハタハタやふぐ、岩牡蠣、蟹、じゅんさい、
あわび茸など、秋田、東北の旬の食材が並びます。
秋になれば、横沢曲りねぎ、山内にんじんなどの伝統野菜も!
こちらの市場、秋田駅から徒歩3分という立地にあり、周辺には宿泊施設もたくさん。
仕事や観光で秋田を訪れる方にもおすすめのスポットなんです。
当日は、市場の広場に巨大なテーブルが登場。
秋田の食材を肴に、昼間っから飲んで食べて楽しめます。
ライブやトークイベントなど、イベントもいろいろ。
じつはここには、最近まで買ったものを食べるスペースがなかったのだそう。
それを少しずつ変えてきたのが『のんびり』編集部の皆さん。
取材で訪れた際に「市場で買ったものをその場で食べられる場があれば」と
市場で買った食材で朝ごはんをつくって食べてみたり、
空き店舗をフリースペースに変えるというアイデアを企画・実行し
『のんびり』10号で紹介しました。
その後も、市場を秋田の食の拠点として再生すべく、さまざまな試みを実施。
このたび初開催となる〈なんもダイニング!〉は、
市場で食べられるサービスが本格稼働する記念すべき日なのだとか。
これは盛り上がりそうですね。
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〈なんもダイニング!〉には、秋田の人気店も多数出店します。
出店者は珈琲とカレーとケーキ キトキト、横町酒場クマネコ、
トリノス食堂、平沢商店、りんかい食品、グルメストアフクシマ、佐藤勘六商店、
6jumbopins、ミンカ、絵本と紙もの すずらん舎、
『YukariRo』編集部、勝手に宣伝組合など。
さらに、東京ソラマチや仙台パルコにもお店がある、東北のデザイン民芸・雑貨・食品や
オリジナル商品などを販売する東北スタンダードマーケット、
盛岡を拠点に岩手、青森、秋田の3県に密着し、
質の高い情報を発信する北東北エリアマガジン『rakra』編集部も出店。
もちろん『のんびり』編集部も出店します!
また、秋田にはなんでも固めちゃう「寒天文化」があるのをごぞんじですか?
今回のイベントには『なんも大学』の連載〈寒天使のカタチ〉に登場する
旬菜みそ茶屋くらをと樫食堂も出店するそう。
旬菜みそ茶屋くらをでは、先日コロカルでご紹介したような寒天も販売されるかも?!
(寒天文化を紹介するイベント〈天使の寒天博覧会〉についてはこちらから)
ところで「なんもだー!」にはどんな意味があるのでしょうか?
これは「ありがとう」と言われた時に返す秋田の方言で
「気にしないで〜」といった意味があるのだそう。
なんともおおらかな言葉ですね。
ぜひ現地で「なんもだー!」精神にふれてみてください。
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