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ヌードルライター・山田祐一郎の
「うどんのはなし」番外・群馬編
日本三大うどんの
水沢うどんに迫る

コロカルニュース
vol.1558|Page 1

posted:2016.2.27  from:群馬県渋川市  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

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text & photograph

Yuichiro Yamada
山田祐一郎

やまだ・ゆういちろう●福岡県出身、現在、福津(ふくつ)市在住。日本で唯一(※本人調べ)のヌードル(麺)ライターとして活動中。麺の専門書、全国紙、地元の情報誌などで麺に関する記事を執筆する。著書に「うどんのはなし 福岡」。 http://ii-kiji.com/ を連載中。

水沢うどんでうどんをシンプルに味わう

群馬が誇るご当地うどんの魅力を探る、
ヌードルライター山田による「うどんのはなし」番外編。

第1回目は「おっ切り込み」を取り上げさせていただきました。
いま、この瞬間も鮮明に思い出されるインパクトのあるひもかわうどんの存在感、
そして煮込むことによって得られる味噌スープとの一体感…… 
これぞ、群馬一のご当地うどん! と思っていました。
が、いやいや、とんでもない。群馬のうどんはなかなかディープです。
〈水沢うどん〉を食べて、再び、
わたくしヌードルライター山田の脳天に衝撃が走りました。

第2回目は水沢うどんの魅力に迫ります。

水沢うどんとは、その名が表す通り、群馬県・水沢の名物料理です。
世間一般的には〈讃岐うどん〉〈稲庭うどん〉と並ぶ
“日本三大うどん”のひとつとされています。

その歴史はとても深く、誕生したのは約1300年前といわれています。
水沢地区にある〈水沢寺〉(水沢観世音)の僧侶が、
ご当地・上州産の小麦、榛名山(はるなさん)から湧き出た名水によってつくられる
手打ちうどんの製法を伝え、寺の参詣者に振る舞ったのが始まりです。

現在、水沢寺近くに水沢うどんを提供するお店が立ち並ぶことから
「水沢うどん街道」という愛称で呼ばれているそう。
ちなみに、水沢うどんの元祖とされているのが、天正十年創業の老舗〈田丸屋〉。
ご当地に行かれた方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

水沢うどんには独自の基準があり、伝統の製法を守ったものだけを
水沢うどんと呼び、商標登録店組合がその品質を守っているそう。
脈々と受け継がれてきた文化的な背景を知り、さらに興味が深まります。

今回の麺は〈万葉亭〉からお取り寄せしました。

お取り寄せしたのは「水沢うどん8人前詰め合わせ」。
前回のおっ切り込みは煮込み料理でしたので、
今回はシンプルに麺そのものが味わえる一品に惹かれたわけです。

シックな黒い箱に入って届きました。

いざ、箱を開けてみると……

中はこんな感じ。2食ずつ1袋に入っているのが便利です。

袋の中には、冷たいざるうどんがオススメの食べ方ということもあり、
2食分のうどん、そして麺つゆ、ゴマが入っていました。

水沢うどんは、粉をこね始め、寝かせ、伸ばし、切るところまで2日間かけているそう。

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