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国産はわずか1%。
幻の国産ライチを使った
〈宮崎県産完熟ライチアイス〉
が登場!3日間限定で販売

コロカルニュース

posted:2017.12.17   from:宮崎県宮崎市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

楊貴妃が愛したと言われるフルーツ、ライチ。
爽やかな甘みで人気のフルーツですが、
日本国内に流通しているものの99%が海外産の冷凍品で、
国産はわずか1%しか流通していないのをご存知ですか?

国産ライチは、実は生産量が3トン限りで、収穫期間も
毎年5月下旬から7月上旬までの約1ヶ月と非常に短い、幻のフルーツなんです。

そんな数少ない国産ライチの産地のひとつが、宮崎県新富町。
大玉は50g以上にもなるのが、新富町産のライチ。
50g以上の青果は1本の木から10個程度しかとれません。
あふれんばかりの果汁と白く透き通った大ぶりの果肉、爽やかな甘い香りが特徴で、
1玉1,000円で販売されるのだそう。

そんなライチを使ったアイスクリームが登場! 
このたび、宮崎県の地域商社〈一般財団法人こゆ地域づくり推進機構〉が、
新富町の特産品である国産ライチのブランド〈楊貴妃ライチ〉を
使ったアイスクリーム〈宮崎県産完熟ライチアイス〉を開発しました。

2017年12月22日から24日の3日間、宮崎市の〈イオンモール宮崎〉で販売することが決定。
販売は1日1,000個限定限り。お値段は1個398円(税込)です。

このアイスづくりは、新富町のライチ生産者・森哲也さんが試作していた
シャーベットにヒントを得てスタート。夏にかけて収穫したライチを保存し、
地元の有限会社白水舎乳業に依頼、商品化を進めました。
商品化にあたっては、地元の高校生も活躍しています。

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商品開発やパッケージデザインで高校生が活躍

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高校生によるライチの皮むき。40人で100kgをむきました。

宮崎学園高校で実施したライチの教室。試作段階のアイスを試食し、意見を集めました。

商品化にあたっては、宮崎学園高等学校の生徒とコラボレーションを行っています。
同校の3年生を対象に国産ライチを紹介する会を開催し、試作品を試食、
高校生の意見も取り入れながら、試作を繰り返しました。

こちらは新富町のライチ農家、高橋和太郎さんを同校生10人が訪問した様子。

〈宮崎県産完熟ライチアイス〉には、貴重な国産ライチのピュレを使用。
さわやかなライチの香りが感じられる、
他に例をみないアイスクリームになっているそう。
お近くの方は是非、イオンモール宮崎へ!

information

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宮崎県産完熟ライチアイス

販売日程:2017年12月22日(金)〜24日(日)

会場:イオンモール宮崎

住所:宮崎県宮崎市新別府町江口862-1

販売個数:3,000個(1日限定1,000個)

価格:1個398円(税込)

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