連載
posted:2015.5.4 from:香川県小豆郡土庄町 genre:暮らしと移住
〈 この連載・企画は… 〉
海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。
writer profile
Hikari Mimura
三村ひかり
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/
ゴールデンウィーク真っただ中。
みなさん、いい連休をお過ごしでしょうか。
この記事が公開される日には、今年の肥土山農村歌舞伎が無事終わっているはず。
歌舞伎の様子については、来週振り返ろうと思います。
さて5月3日に農村歌舞伎が終わり、なんと今週末5月9日(土)に、
同じ舞台で「風が吹いてきたよ 2015~小豆島・肥土山音楽祭」が開催されます。
肥土山の舞台と文化、景観を未来につなげるために、
“どこにもない”“ここでしかできない”農村型音楽祭を
島民を中心につくりあげようというもの。
このイベントは、私たちの友人であり、同じ移住者でもある大塚一歩さんの企画。
彼は音楽がとても好きで、いままでも小豆島にミュージシャンを招いて、
何度かライブを開催しています。
私たちも毎度楽しませてもらっていて、都会で暮らしていた時よりも
頻繁にライブに行くようになりました。
今回の「風が吹いてきたよ」(以下、風吹き)は、
いままでのライブとは規模が違い、たくさんの人が関わっています。
同世代の価値観が似た人たちだけでなく、
肥土山自治会や歌舞伎舞台保存会、地元青年会や婦人会など、
ほんとにいろんな人たちと打ち合わせを重ねてきました。
地方でイベントをする、ましてや地域のシンボル的な場所を使うとなると、
自分たちの力だけでは実現できるわけがなく、地元の人たちの協力なしではできません。
今年が1回目ということもあり、準備は1年以上前から進めてきました。
そしていよいよ今週末です!
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この風吹きのメインビジュアルは、小豆島に何度も遊びに来ている
イラストレーターのDANNY(ダニー)ちゃんが描いています。
初めてこのイラストを見た時、すごく興奮したのをいまも覚えています。
とても楽しそうで賑やかな里山の風景。
肥土山ってなんて素敵な場所なんだろうと、嬉しくなりました。
今回のイベントは音楽と食がテーマなので、素敵な音楽はもちろん、
島内外の食も楽しめるのが醍醐味のひとつ。
私たちHOMEMAKERSも小豆島の食材を使ったおいしいドリンクをご用意します!
音楽と食、そしてここ肥土山の景色を1日楽しんでいただければ。
新しい風が吹いてきている小豆島・肥土山。
ぜひ今週末訪れて、その風を感じてみてください。
information
風が吹いてきたよ 2015
小豆島・肥土山音楽祭
日時:2015年5月9日(土)
会場:小豆島・肥土山農村歌舞伎舞台
http://kazefuki.com/
https://www.facebook.com/kazefuki.hitoyama
information
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