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子どもと楽しむワークショップ、みんなで凧をつくろう

小豆島日記
vol.089

posted:2015.1.19   from:香川県小豆郡土庄町  genre:暮らしと移住

〈 この連載・企画は… 〉  海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。

writer's profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/

絵を描くところから始まる凧づくり。

ここ最近の小豆島では、いろいろなワークショップやイベントが開催されています。
子ども向けのもの、大人向けのもの。
食に関するもの、音楽に関するもの。
1000人規模のもの、20人規模のもの。
内容も規模もさまざまです。

2015年もさっそく開催されています。
先日は「妖怪凧をつくろう」というワークショップがありました。
土庄町の迷路のまちという地区にある
MeiPAM(メイパム)さんが主催のワークショップ。
妖怪絵描鬼(えかき)の柳生忠平さんが先生です。

凧作りワークショップ。先生はMeiPAMの柳生忠平さん。

和紙に絵を描くとこから凧をつくるなんて面白そうだなと、
友人、子どもたちと一緒に参加してきました。

会場はMeiPAM03という場所。
この辺りは迷路のまちというだけあって、ほんとに迷路です(笑)。
車の通れない細い道沿いに民家が建ち並ぶ面白いエリア。
こんなところあるんだなと初めての道を歩いて行きました。

到着早々、さっそく凧づくりのスタート。
いろは(娘)にとって和紙に絵を描くというのはたぶん初めての経験。
「凧が重くなり過ぎないように、なるべく絵の具を水で薄めてね」
と言われて少し緊張気味。

凧づくりスタート。真っ白な和紙に思い思いに妖怪の絵を描きます。

絵を描く道具たち。

柳生忠平さんに教えてもらいながら。

傘の妖怪。かわいすぎる。

一枚一枚丁寧に乾かします。

なんだかんだと、みな思い思いに妖怪(?)の絵を描いて、
今度は竹ひごとタコ糸を取りつける作業。
凧ってこんなふうにつくるんだと私自身思いながら、なんとか完成。

筆にボンドをつけて竹ひごを和紙に貼り付け。

バランスをみながら、タコ糸をとりつけ。

気づけばあっというまに3時間。
子どもたちは凧をつくり終わった後も、
忠平さんが妖怪の絵を描くのを囲んで夢中になって見ていました。

凧づくりの後も、子どもたちは忠平さんの妖怪の絵に夢中。

絵を描いたり、何かをつくったりするのは、子どもも大人も一緒に楽しめる。
今年はそういうワークショップにいっぱい参加しようと思います。
そして、うちのお店でもそんな企画をできたらいいなと。

完成したマイ凧。風のある日にあげに行こう。

information


map

MeiPAM

住所:香川県小豆郡土庄町甲405
TEL:0879-62-0221
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜
http://meipam.net/

information


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HOMEMAKERS

住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
営業時間:金曜、土曜のみ 11:00~17:00(L.O. 16:00)
http://homemakers.jp/

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