連載
posted:2014.12.22 from:香川県小豆郡土庄町 genre:暮らしと移住
〈 この連載・企画は… 〉
海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。
writer's profile
Hikari Mimura
三村ひかり
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/
小豆島には有名な観光地「エンジェルロード」という場所があります。
名前はちょっと恥ずかしいですが(笑)、とても美しい場所。
1日2回干潮の時にだけ、海の中からあらわれる砂の道。
小豆島本島とその先にある無人島が陸続きになります。
その無人島は「余島(よしま)」という名前で、中余島、大余島というふたつの島。
前々からどんな場所なのか気になっていた島。
小豆島本島から見ると、大余島には大きな建物が見えます。
あれはいったいなんだろう、あの島には何があるんだろう、いつか行ってみようと。
ちょっと調べてみると、余島には神戸YMCAの野外活動センターがあり、
現在は島全体を神戸YMCAが所有しているそう。
定期的にキャンプや日帰りで遊べるイベントなどが開催されています。
イベントがなくても普段からロッジなどに宿泊することもでき、実は誰でも行ける島。
今回は「クリスマスファミリーデイ」というイベントがあり、
これを機会に一度遊びに行ってみることに。
12月中旬、冷たい風が吹く、ザ・冬という日。
余島には小豆島から船に乗って渡ります。
神戸YMCAが運行している30人ほどが乗れる船に乗ること2分、余島に到着。
小豆島本島から見えていた建物は「海のホール」という場所で、ここで受付。
そしてさっそく余島の中を歩きながら探検。
この日は「サンタの島」をテーマに、
島の中にいろんなアトラクションが用意されていました。
子どもの背丈ほどもある葦の迷路でサンタの宝を探すゲームや、
落ち葉のお風呂、大きな木の枝に取り付けられたトナカイのブランコ。
とにかく子どもたちは大はしゃぎ。
寒さも忘れ、駆けまわってました。
余島は周囲2.2キロの大きさ。
アトラクションを楽しみながら南へ歩いて行くこと1時間。
お昼ごはんはメインホールで。
ダッチオーブンで焼いた鳥の丸焼き、ぜんざい、カレー、おでん、焼き芋。
最高の冬のごちそう。
最後は島の南にある浜で貝殻拾い。
海も森も楽しめる場所、余島。
まだまだ小豆島には面白いところがたくさんあります。
information
HOMEMAKERS
住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
営業時間:金曜、土曜のみ 11:00~17:00(L.O. 16:00)
http://homemakers.jp/
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