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「小豆島カメラ」本格始動

小豆島日記
vol.051

posted:2014.4.7   from:香川県小豆郡土庄町  genre:暮らしと移住

〈 この連載・企画は… 〉  海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。

writer's profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が異様に強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家を改装し、カフェをオープン。
http://homemakers.jp/

1日1枚、写真で発信する。

4月に入り、季節は一気に春になりました。
寒い日が続き、いつ春が来るのかなと思っていましたが、
気づけば暖かくなっていて、あちこちで桜が咲いています。
静かだった農村が、一気に色づき始めるワクワクする時期です。

色づき始めた春の農村。

そして、4月1日より「小豆島カメラ」のWebサイトもスタートしました。
「小豆島カメラ」は、以前もこの小豆島日記の中でご紹介しましたが、
小豆島で暮らす女性7人と、オリンパス、写真雑誌「PHaT PHOTO」、
写真家MOTOKOさんが一緒になって進めている地方×カメラプロジェクト。
私たち島のメンバー7人が、それぞれの日常の暮らしの中で出会うシーンを
オリンパスのカメラで撮影し、Webサイトや展示、雑誌などで発信します。

「小豆島カメラ」のWebサイト。7人で1日1枚写真を公開していきます。

「小豆島カメラ」のFacebookページも運用スタート。

このプロジェクトの目的は、写真を通して
「見たい、食べたい、会いたい。小豆島に行きたい!」
さらには「小豆島で暮らしたい!」という流れを生み出すこと。
まずは発信することで小豆島を知ってもらう。
観光地としての小豆島ではなくて、暮らす場所としての小豆島。
毎日ここで暮らしているメンバーだからこそ撮れる写真を
お届けしたいなと思っています。

そして、実際に足を運んでもらうためにどうするか。
発信するだけじゃ、なかなか人は動いてくれない。
だから、具体的な行動につながる企画をいろいろ考え中です。

1週間に1度くらいは集まれる人で集まって打ち合わせ。

この日はHOMEMAKERSでランチを食べながら。

オリンパスさんから新しい機種のカメラとレンズが届き、お試し。

そのひとつとして、小豆島写真ツアーを考えています。
観光スポットをまわるだけじゃなくて、エリアを絞って、じっくりと歩きながら撮る。
ここでの暮らしを感じてもらう。
そんなツアーにできたらいいなと。
詳細な内容はこれからですが、この夏に実現できるように進めています。

プロジェクトを進めながら、私たち自身は日々カメラの勉強。
オリンパスさんからはカメラやレンズの提供に加えて、
来週カメラの使い方講座を小豆島で開催してもらいます。
「PHaT PHOTO」の方々や写真家MOTOKOさんからは、
外からの視点で見た写真についての意見をもらいます。
いろんなことを吸収しながら、新しい機種、レンズで試行錯誤。
カメラを持ってあちこち出かけては、撮る毎日です。

肥土山農村歌舞伎舞台にカメラを持ってピクニック。

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro で桜を撮影。

レンズを変えるとまったく撮れ方が変わる。試行錯誤しながらいろいろ撮影中。

これからまずは1年間、小豆島での暮らしの写真をお届けしていきます。

information

map

HOMEMAKERS

住所 香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
営業時間 土曜(喫茶のみ)13:00~17:00(L.O. 16:00)
日曜(喫茶&カレー)11:00~17:00(L.O. 16:00)
http://homemakers.jp/

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