連載
posted:2014.2.17 from:香川県小豆郡土庄町 genre:暮らしと移住
〈 この連載・企画は… 〉
海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。
writer's profile
Hikari Mimura
三村ひかり
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が異様に強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HomeMakers」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、カフェ、民宿をオープンすべく築120年の農村民家を改装中。
http://homemakers.jp/
credit
撮影:MOTOKO、大川佳奈子、太田有紀
先週、大雪の横浜で「御苗場Vol.14 横浜」と「CP+2014」が開催されました。
全国規模の写真のイベント。
なんとそこで、私たちが撮影した島の写真が、
「小豆島カメラ女子が撮る こころシャッター写真展」として展示されました。
前回の小豆島日記「小豆島で暮らす、写真を撮る」でもご紹介しましたが、
いま、島で暮らす7人の女性メンバーで、小豆島の写真を撮っています。
島のメンバーだけでなく、オリンパスさん、カメラ雑誌「PHaT PHOTO」さん、
カメラマンのMOTOKOさん、そして行政と一緒に進めているプロジェクト。
使っているカメラは、オリンパスの「OM-D E-M5」!
昨年の秋から撮り始め、今回が最初の展示。
どんな写真を撮ったらいいのか、話し合ったり、各自で考えたり。
まだ半年も経っていないのに、
皆がどんどん写真にのめり込んでいく感じがとてもワクワクします。
展示した写真はこんな感じです。
今回の横浜での展示には、島のメンバー3人が参加しました。
小豆島観光協会で働く坊野美絵さん(通称:ぼーちゃん)は、
仕事でも島の行事や人を撮影。
ほぼ毎日小豆島のどこかをカメラを持って動きまわっています。
小豆島町役場で働く太田有紀さん(通称:ぺえちゃん)は、
行政と私たちの活動のパイプ役。
今回の企画で写真を本格的に撮り始めましたが、
子どもたちやおばちゃんたちをパシャパシャ撮っています。
島のホテルで働く大川佳奈子さん(通称:がっちゃん)は、No Beer, No Lifeな女子。
普段は島で撮影し、休みのたびに海外にぴゅーっと出かけて撮影してます。
なぜか赤、青、黄の信号色の3人(笑)。
大雪にも負けず、いろんな方々とお話し、面白いネタを持って帰ってきてくれそうです。
展示会場には、小豆島町長の塩田幸雄さん、
オリンパスの小川治男さん(オリンパスイメージング(株)代表取締役社長)、菅野幸男さん、
PHaT PHOTOのテラウチマサトさん(CMS代表取締役)、速水惟広さん(編集長)など、
たくさんの方が様子を見に来てくださいました。
東京と小豆島、なかなか会うことができない方々と、
ここで繋がることができ、とても良かったと思います。
そしてこの展示のタイミングとあわせて創刊された
「Have a nice PHOTO!」というフリーの写真雑誌でも
私たちの活動を紹介していただいています。
「Have a nice PHOTO!」は今回の御苗場の企画をされている
CMSさんが出版されている雑誌で、地域×写真がテーマ。
東急東横線、田園都市線の各駅やカメラのキタムラさんなどで配布されています。
配布場所についてはこちらをご参照ください。
ぜひ、お手にとってご覧になっていただければと!
さて、最初の展示が無事に終わりました。
今度は夏に向けて、Webでの公開や小豆島への写真ツアー、
大阪、小豆島での展示企画を進めていきます。
島のメンバーと島の外のメンバーが一緒にやるからこそできることを、
ひとつずつ実現していけたらいいなと思います。
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