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父から子へと伝える、
雪の闇夜から現れた化身
前郷のやまはげ

あたらしい糸に - 祭礼がつむぐ東北
vol.002

posted:2016.4.4  from:秋田県豊岩前郷  genre:暮らしと移住

〈 この連載は… 〉  岩手県に移住した写真家の奥山淳志が魅せられたのは、
東北各地で伝承されてきた小さな祭礼行事の数々。
現代になっても続く祭礼のかたちや担い手たちから東北のいまを追います。

profile

Atsushi Okuyama

奥山淳志

おくやま・あつし●写真家 1972年大阪生まれ。 出版社に勤務後、東京より岩手に移住し、写真家として活動を開始。以後、雑誌媒体を中心に東北の風土や文化を発表。 撮影のほか執筆も積極的に手がけ、近年は祭りや年中行事からみる東北に暮らす人の「今」とそこに宿る「思考」の表現を写真と言葉で行っている。写真展の場では、人間の生き方を表現するフォトドキュメンタリーの制作を続けている。第40回伊奈信男賞受賞。
著書/『いわて旅街道』『とうほく旅街道』『手のひらの仕事』(岩手日報社)、『かなしみはちからに』(朝日新聞出版)ほか。
個展/『Country Songs 彼の生活』『明日をつくる人』『あたらしい糸に』(Nikonサロン)ほか。

credit

取材協力:前郷地区の方々

なまはげより、こわい神さま?

大ぶりな鬼面や猛々しい装束をまとう、
秋田県の伝統行事として伝わる神さま〈なまはげ〉。
その圧倒的な存在感は、大人でも驚くが、
さらに異彩を放つ神さまがいる。
秋田市の前郷地域に伝わる〈やまはげ〉だ。
声を発しないのが伝統で、
般若のような面に海藻をかぶった神さまが、
無言で近づくと、子どもは叫び声をあげて泣き出し、
大人は歓声をあげて迎えるという。

古くからやまはげがその異形の姿とともに、
この土地に伝えてきたこととは何だったのか。

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