暮らしは? 家庭は?
新型コロナで考えたこと。
移住者たちのZoomトーク・後編
撮影:三村ひかり
小豆島で暮らし「小豆島日記」を連載中の三村ひかりさん。
岩見沢市の美流渡(みると)地区で暮らし
「うちへおいでよ! みんなでつくるエコビレッジ」を連載中の來嶋路子さん。
伊豆下田で暮らし「暮らしを考える旅 わが家の移住について」を
夫と連載中の津留崎徹花さん。
コロカルで連載する移住者3人が、初めてZoomでつながり、
新型コロナウイルスで揺れるそれぞれの思いや暮らしについて語った
クロストークの後編です。
前編はこちらから。
いまの暮らし、実はそんなに変わってない…?
徹花: 今回のことで生活が激変したかというと、
わが家は比較的大きな変化がないかもしれない。
そもそも移住してから生活費があまりかかってないし、
夫は通常どおり仕事をしているので。
私も移住する前は東京で毎日のように撮影してたけど、
最近は東京の仕事は月に1、2回。
移住前に比べると収入は4分の1くらいに減っているけれど、
そんな生活スタイルだったので、激減とか激変という感じでもなく。
三村: そうか。でも暮らせてるしね。
徹花: 震災を機に暮らし方を変えたくて下田に移住したけど、
今回のことがあって、移住してよかったと思った。
東京にいて、ずっと先まで仕事の予定が入っていて、
そんななか急に学校が休みになりました、なんていうことになったら
夫と喧嘩になってたかもしれない。
今日は外せない現場だとか、こっちだって撮影だよ! とか、
ぜったいそんなことになってた(笑)。
いまはこれだけ周りに自然があって人混みもなくて、
仕事も詰め込んでいないから、気持ち的にすごく楽。

自宅のすぐ近くには海が。人もいなくて遊ぶこともできる。(撮影:津留崎鎮生)
來嶋: ほんとにそう思う。自然に助けられました。あと北海道は場所が広いから、
もともとソーシャルディスタンスだったことに気づきました(笑)。
うちの子の小学校ももともと少人数制だから、机の配置はほとんど変わってないです。
道を歩いていても、ほとんど人にも会いませんし、
公園にもひとりも子どもがいないなんてことも当たり前です。

近くの山に入って山菜採りに熱中したという來嶋さん。山を歩いているあいだはコロナの恐怖感が薄まっていったという。(撮影:來嶋路子)
三村: 震災で移住した人が増えたなら、今回もまた増えたりするのかな。
徹花: 増えると思う。下田はけっこう別荘の問い合わせが増えてるみたい。
東京の人たちが別荘として使うのか移住するのかわからないけど。
三村: 小豆島はまだあまりそんな話は聞かないな。でも移住者は増えるかもね。

小豆島で農業とカフェを営む〈HOMEMAKERS〉の三村ひかりさん。