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神戸インターナショナルを育てる
100年前から続く学校
〈カネディアン・アカデミィ〉

CLASS KOBE - CLASSな神戸の物語 -
vol.005

posted:2016.3.5   from:兵庫県神戸市  genre:暮らしと移住 / 旅行

sponsored by 神戸市

〈 この連載・企画は… 〉  旅するように暮らす、暮らすように旅する。それができるのが神戸の魅力。
ブックレット『CLASS KOBE』で紹介した場所、そして、オリジナル記事も加えた、
神戸の暮らしを訪ねたくなるコロカルの神戸案内です。

writer profile

Rie Shikita

シキタリエ

エディター/ライター。愛媛生まれ、兵庫県尼崎市住まい。関西の情報誌編集部を経てフリーに。料理・カフェ専門誌や広告のコピーライティングなどに携わる。一番心躍るのは、甘いものの取材。1歳娘の影響でただいま絵本に夢中。

credit

撮影:松浦光洋
Supported by 神戸市

海を感じるインターナショナルスクール

神戸はよく国際都市だと言われます。
これ、古くから海外に開かれていたから、だけではありません。
1913(大正2)年という、およそ100年も前に
キリスト教宣教師の子弟教育のために設立されたのが、
学校法人〈カネディアン・アカデミィ〉。
当時外国人が多く暮らしていた神戸市灘区青谷で発足し、
1952年神戸市灘区長峰台に移転。
1990年に現在の六甲アイランドに校舎を移しました。
海上都市である六甲アイランドならでは、
海風を感じるロケーションが心地いい場所です。
六甲ライナーに乗って、車窓から山と海を感じながら神戸港を渡る通学路も、
神戸らしい爽やかさにあふれています。

長峰台にあったころのカネディアン・アカデミィ。

ここでは、世界30数か国から約600名の生徒が集まって、
国籍や宗教の枠を超え、お互いの文化的背景を尊重し合って学校生活を送っています。
まるで外国の文化を柔軟に受け入れながらまちの歴史が発展してきた、
神戸の風土そのままといった感じです。
小・中・高一貫校なので低学年と高学年の縦のつながりがあり、
コミュニケーションの幅が広がるところも魅力。
勉強だけではなく、スポーツ、ボランティア活動にもいい影響が生まれている様子。

海外の文化だけではなく、日本の季節ごとの行事にも触れられるのが魅力です。

親子3世代にわたって通う生徒もみられ、
卒業生にはカナダの大使や、オリンピック出場選手もいるそう。
このように、幼い頃からインターナショナルな感性を育む環境があるのも、
港町神戸の風土ならではではないでしょうか。

大劇場や蔵書が豊富な図書館、レコーディングスタジオ、人工芝の運動場など、学び舎として充実の施設を所有しています。

information

map

カネディアン・アカデミィ

住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中4-1

http://www.canacad.ac.jp/

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