連載
posted:2013.4.1 from:東京都 genre:エンタメ・お楽しみ
〈 この連載・企画は… 〉
北海道から沖縄まで日本列島を縦断しながら、
47都道府県のワーストをスマートフォンアプリで楽しく解決!
いっしょにアプリつくりたいという人は、ワーストバスターズ事務局までご連絡をどうぞ。
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Worst Busters
ワーストバスターズ
面白法人カヤックと株式会社1192による共同プロジェクト。「日本全国のワーストをアプリで改善して、ハッピー&ピースフルな日本にすること!」をミッションに2012年夏より活動中。
worst.kayac.com
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イラスト:barimi テキスト:Hasegawa Tetsuji
日本の首都、TOKYO。やはり、東京はカッコイイ。
日本一アルファベットが似合う都道府県かもしれません。
いっぽう私の故郷、SHIMANE
なんかスマートじゃないし、HIMA(ヒマ)が真ん中に入ってて
退屈な“ヒマネ県”という印象をもってしまいますね。。。
しかし、そんな島根が東京に勝っているものがあります。
それは、出生率です。要は、島根のほうが
1人あたりの子どもを生む数が上ということです。
やはり、日本の首都に、ワーストは似合いません。
なんとか、出生率ワーストを解決しましょう。
子どもを生みやすくするためには、いろんな方法が考えられますが、
まずは、子どもをつくるキッカケをあたえることが大事だと思います。
子づくりのキッカケとして、ワーストバスターズは、
誕生前アイドル「東京たまご隊」をプロデュースしました。
妊婦さんのおなかの中で活動し、出産と同時に卒業という
世界初の斬新なコンセプトのアイドルです。
最近、地方アイドルや地下アイドルなども増えているので、
自分の子どもをアイドルにしたい!
という親は多く、きっと需要はあるはず。
「東京たまご隊」への入隊と卒業を繰り返すうちに、
東京の子づくりが盛んになり、きっと出生率は上がるでしょう。
新メンバーのオーディションは、もちろんアプリです。
特設ページは、コチラ!!!!!
さぁ、オーディションへGO!!(※エイプリルフール企画です)
そのほかにも、東京都のワーストを解決するアプリを考えました。
耕地面積比率と農林水産費割合ワーストを
解決するために、農家と農家人口を増やすアプリです。
このアプリをダウンロードすると、クワにちなみ、98分ごとに、
「農家をやる気になったか? Yesか農家、答えよ。」
という農夫の声が飛んできます。これを何度も続けることにより、
農家になりたい、あるいは、農家を増やさなきゃいけない
というキモチに、しぜんとなるでしょう。
老人ホームの数が最も少ない東京都。
これを解決するために、大胆な方法を考えました。
つまり、老人ホームの定義を変えるのです。
ホーム画面に、老人アイコンを配置し、スマホを老人ホームに
してしまえば、劇的に老人ホームの数が増えます。
もちろんそれだけでは、本当の解決になっていないので、
そのアイコンを押すと、介護ヘルパーさんをカンタンに呼べるなど、
役立つ工夫もこらします。これで、みんなハッピーになるはず。
田んぼの面積が最も少ない東京都。
これを解決する方法は、さすがにないかとあきらめて、
窓を見た瞬間、なんと窓が「田」の字に見えました。
これで解決策を思いつきました。
つまり、東京はビルがたくさんあるので、窓が田んぼに見えるアプリをつくれば、
おもしろがって、田んぼを見ているうちにいつしかリアルの田んぼも見たくなって、
田んぼを増やそうと思うはずです。ほら、「田」が窓に見えませんか?
秋田美人と東京美人は、どっちが美人なんだろう?
という長年の疑問がありますが、
東京が出生率ワーストなら、秋田は人口増加率ワーストです。
人が増えないつながりのバトンを東京から受け継いた秋田県。
次回もお楽しみに。それでは、また、お会いしましょう。アディオス!
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