odekake
posted:2014.3.31 from:徳島県三好市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
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Shikoku tairiku
ウエブマガジン四国大陸
「ウエブマガジン四国大陸」は、食、暮らし、自然、風景、仕事、歴史など、四国の密やかな魅力を発信中。四国に住む、デザイナー。編集者、イラストレーターなど、20~40代の他業種のメンバーで運営している。
http://459magazine.jp/
徳島市内から西へ車を走らせること1時間。
大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)と呼ばれる美しい渓谷があります。
秋には紅葉の名所として知られるこの地は夏には
ラフティングの聖地として全国にその名を知られています。
なぜラフティングの聖地と呼ばれるのか。
その背景には吉野川の存在があります。
吉野川の上流に位置する四国山地は
太平洋側気候の影響で日本でも有数の多雨地帯。
大歩危小歩危周辺は、1900m級の山々の伏流水に恵まれた土地柄に加え、
水不足に悩む香川県へ水を供給するため
上流にある早明浦ダムが吉野川へ放流することで
シーズンを通して安定した水量が確保されているのです。
そして、青石と呼ばれる岩山を削り出す激流は日本一とも言われ、
山深い渓谷のなかを進んでいく美しい景観も訪れる人を魅了します。
ラフティングが初心者の方でも、ご安心ください。
必要なものは水着、タオル、そして健康な身体です。
ヘルメット、ウエットスーツ、ライフジャケット、
リバーシューズ(別途利用料200円必要)を着込んだら
車で上流まで連れていってもらいます。
川岸でガイドさんにパドルの使い方や
ボートから落ちたときの対応などの
レクチャーを受けたらラフティングがスタート。
ぷかぷかと遊覧を楽しんでいたのも束の間、
前から頭上を軽く超える水しぶきが現れびしょびしょに。
迫りくる岩の間をすり抜けたり、
ボートを止めて3mの岩山から飛び込んだり、
滝の下をくぐってみたりと大忙し。
そんな必死な姿を逃さずに追ってくれるのが
渓谷の脇から望遠レンズを構えたカメラマンたち。
ガイドさんが携帯している防水カメラの写真とあわせて
1日の思い出をDVDにしてプレゼントしてくれるのです。
太陽を見上げ、水に飛び込み、パドルを漕いで、全身で自然が堪能できる激流体験。
シーズン最盛期は4月末〜10月末頃まで。
壮大な激流にぜひ挑んでみてください。
information
四国・吉野川ナイスラフティング
住所 徳島県三好市池田町大利下大田38-1
電話 0883-74-5136
体験料 5250円〜11000円(シーズンやコースによって変動あり)
対象年齢 幼稚園児から75歳位まで(コースにより年齢指定あり)
※ラフティングシーズンは4月末〜10月末頃まで
http://www.yoshinogawa-nicerafting.com
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