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島の自然とともに楽しむ、
〈東京都立大島公園 動物園〉

おでかけコロカル|伊豆大島編

posted:2014.2.7   from:東京都大島町  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

writer's profile

TO-ON

トウオンデザイン

デザイン活動の傍ら伊豆大島でフリーペーパー『12class』の発行やコミュニティスペース『kichi』を運営。今の伊豆大島を発信している。「トウオン(to-on)」は即ち「島音」と記す。
http://to-on.info

地形を生かした動物園

東京都立大島公園の一部である動物園は、76年前に開園した。
伊豆大島は火山島。
その溶岩の地形をそのまま残したダイナミックな景観の中で、
動物たちは毎日過ごしている。

目玉のひとつであるフライングケージは日本で1、2を争う規模。
動物たちとふれあえる「なかよし広場」をはじめ、
ほとんどの動物たちを手に届く距離で見ることができる。
この動物園では葉物に限り、
エサとしての持ち込みが認められている(一部の限られた動物のみ)。
そうした動物園は今では少ないという。

飼育下で繁殖させるべき希少な動物をズーストック種に位置づけていて、このアルダブラゾウガメもそのひとつ。

マダガスカル島の固有種、ワオキツネザルがのんびり日向ぼっこ。
長い時間をかけて育まれた大地。
その中で、ワオキツネザルたちが
自由気ままにのんびり過ごしてる。いい時間が流れてた。

マダガスカル島の固有種、ワオキツネザル。

手の届きそうなところで、動物と触れ合える。

海と山。まわりの自然を一緒に感じながら楽しめる動物園。
動物たちもどこかのんびり。
同時にどこか懐かしさを感じられずにはいられない動物園だ。

ここフライングケージにいるのは15種の鳥達。群れをなすフラミンゴ、カモ、オシドリ。その他にもカラスバト、クジャク等色とりどりの鳥が舞う巨大な鳥かご。

information

map

東京都立大島公園 動物園

住所:東京都大島町泉津字福重2号

営業時間:8:30 〜 17:00

定休日:年中無休

Webサイト:大島公園動物園

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