築100年の建物を再生させた 「ここちカフェ むすびの」

まちの歴史を感じさせる建物をカフェに。

鉄輪(かんなわ)の共同温泉「熱の湯」の隣に、
アーチがかわいらしい淡いブルーの建物がある。
「ここちカフェ むすびの」は、まちの診療所だった建物を再生させたカフェ。
オーナーの河野さんは大阪出身で、2001年に別府に移住した。
鉄輪の魅力を伝えるために、まちあるきのガイドなども行っているのだそう。

「こっちで勤めていた仕事を辞めて、鹿児島や熊本に行って
農業をすることも考えたんやけど、やっぱり鉄輪が好きだから。
ここで何かしたいなぁと思ってたんです」
そんなときに思いついたのが、ひっそりと建っていたこの建物。
ぜひ使わせてほしいと建物の持ち主の安波(やすなみ)治子さんに話をしたところ、
安波さんもいつか再生させたいと考えていたのだそう。
「周りからは、飲食店を始めるのに、
場所から先に決めるのはおかしいって言われたんです。
でも、この建物の歴史を感じさせる佇まいと、
人を惹きつける力に魅力を感じたんです」と河野さん。
メニューを考えるのは、前職の繋がりからお店に入ってくれた田中さん。
低温の蒸気でじっくり蒸す「低温スチーム」や、
50度のお湯で洗う「50度洗い」に「天日干し」。
どの品も、食材本来の旨味を最大限に引き出す調理法で丁寧に作られている。

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