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和装の方は無料!
神戸ファッション美術館で
日本女性の衣装の歴史を展示
「日本衣装絵巻―卑弥呼から
篤姫の時代まで」

コロカルニュース

posted:2015.9.17   from:兵庫県神戸市  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

江戸時代前期<小町踊>斜線取捩菊文様振袖 公益社団法人 京都染織文化協会蔵

兵庫県神戸市にある「神戸ファッション美術館」にて、
2015年10月17日(土)より展覧会「日本衣装絵巻―卑弥呼から篤姫の時代まで」が開催されます!
「染織の黄金時代」の昭和初期に復元された、
古墳時代から江戸時代の女性衣装、8時代100領(着)が一堂に会します。

1933年(昭和8年)に行われた「染織祭」の女性時代衣装行列

この衣装は、かつて京都でおこなわれていた「染織祭」で
復元されたもの。
「染織祭」とは昭和6年から20年間開催されていたお祭り。
経済不況の中、京都の基幹産業だった染織業の振興をはかるべく、
女性たちが、復元した時代衣装を着て行列していたんです。
当時は「染織の黄金時代」とも称される頃。
最高の技術をもった職人や研究者、有職故実が京都に集結し、
史実を元に考証し、復元していました。
その傑作衣装の数々が一堂に紹介される、またとない機会です。
染織黄金時代の職人技は、まるで絵巻物を見るよう。

古墳時代<機殿参進の織女>葦絹薄鴇蔦文様衣 公益社団法人 京都染織文化協会蔵

奈良時代<歌垣>紋羅薄紅夾纈染唐衣 公益社団法人 京都染織文化協会蔵

室町時代<諸職の婦女>石畳取草花文様小袖 公益社団法人 京都染織文化協会蔵

安土桃山時代 垣に桜紫陽花文様小袖 公益社団法人 京都染織文化協会蔵

安土桃山時代<醍醐の花見>肩柳桜裾大笹文様小袖 公益社団法人 京都染織文化協会蔵

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和装の方は無料

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この展覧会、なんと和装の方は無料!
さらに会期中は、伝統織物「錦」を継承する工房の手織り機を体験したり、
桃山時代に華開いた絵模様の絞り染め「辻が花」をハンカチに染め上げる
ワークショップや「落語家と行くギャラリーツアー」なども開催。
ほか会場には和菓子ユニット日菓による「日本の衣」を題材にした
創作菓子と京都宇治の日本茶を愉しむ茶屋が期間限定でオープン。
詳細はWebサイトにて。

日本衣装絵巻―卑弥呼から篤姫の時代まで

日程:2015年10月17日(土)~2016年1月12日(火)

入館料:一般500円、小中高65歳以上250円

※和装の方は無料

時間:10:00 -- 18:00(入館は17:30まで)

会場:神戸ファッション美術館

住所:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1

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