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posted:2015.8.27 from:東京都東小金井市 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
昨年の冬、東京・武蔵野の武蔵境駅と東小金井駅の間に
オープンした高架下回遊歩行空間「ののみち」。
最近こちらにすてきなお店が集まり、沿線に住む方々の憩いの場になっているんです。
「ののみち」とは、
中央線高架下「ののわプロジェクト」の一環としてつくられた、
まちの回遊性向上をめざし、訪れる方が快適に歩くための歩行空間。
高架下にシェアサイクル「Suicle」のポートやカフェ、
保育園、クリニックなどが並んでいます。
特にすてきなお店が集まっているのが
東小金井駅の東エリアにあるコミュニティステーション東小金井。
こちらにはコミュニティスペース「ヒガコプレイス」や
5組のつくり手による工房併設のストア 「atelier tempo(アトリエテンポ)」
などが入っています。
「ヒガコプレイス」
「atelier tempo」
「ヒガコプレイス」の運営を行っているのは、
「エリアマガジンののわ」の創刊以来「ののわプロジェクト」にたずさわり、
コミュニティーステーション東小金井の企画を手がけてきた
クリエイティブカンパニー「リライト」さん。
「ヒガコプレイス」ではフリーペーパー専門店「ONLY FREE PAPER」の協力のもとに
フリペライブラリを運営するほか、
地域のクリエイターが主宰する学びの場「街の教室」など、
さまざまなイベントを企画しています。
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「atelier tempo(アトリエテンポ)」は、
「はけのおいしい朝市」という地域活動で出会った5組のつくり手たちによる、
アトリエ併設のストアです。
“はけ”というのは、国分寺崖線という場所の通称だそう。
はけのおいしい朝市は、その場所に近隣のお店が集まり、
自然発生的に始まったマーケットです。
“はけ”には武蔵野の豊かな自然が残っており、
自然を守り、次世代に伝えていくことも目指しているのだとか。
「atelier tempo」のメンバーは、
食堂「あたらしい日常料理 ふじわら」さん、
ペットグッズのお店「dogdeco HOME」さん、
絵とデザインを手がけている「ヤマコヤ」さん、
革小物工房「safuji」さん、
靴屋の「coupé」さん。
料理家・藤原奈緒さんによる、地場野菜を使った食堂とおいしいびん詰め調味料「あたらしい日常料理 ふじわら」
靴屋の「coupé」
イラストレーター・デザイナーのやまさき薫さんが主宰する、絵とデザインのアトリエ「ヤマコヤ」
ペッドグッズのセレクトショップ「dogdeco HOME」。伊勢丹新宿店にもお店があります。
2010年にスタートした革小物、鞄のブランド「safuji」
ワークショップや企画展など、イベントもいろいろ。
店内のレイアウトは、イベントごとにがらりと変わります。
子ども向けワークショップ「coupéのソールの革でバッジづくり」。ソールで使う厚い革を使って、着色やアルファベットの刻印によるオリジナルのバッジを制作しました。
いままで高架下って、少々殺風景なイメージがありました。
でも、こんなすてきなお店が集まっていたら、
ちょっとイメージが変わりますね。
9月5日(土)〜13日(日)は、
「みんげい おくむら」が台湾の手仕事による衣服の魅力を紹介する
「ジェンさんのリラックスウェアー展」、
9月6日(日)は「はけのおいしい朝市」が開催されるとのこと。
この機会にお出かけになってみてはいかがでしょうか。
はけのおいしい朝市
開催日 9月6日(日)
時間 9:00〜13:00
ゲスト出店 しげくに屋55ベーカリー、アジアンミール
※毎月第1日曜日開催
ヒガコプレイス
所在地 東京都小金井市梶野町5-10-58 コミュニティステーション東小金井
アクセス JR中央線「東小金井」駅北口より徒歩2分
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