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『水と土の芸術祭2015』
新潟市に点在する
「潟」が舞台!アートの力で
新潟の水と土の文化を発信

コロカルニュース

posted:2015.7.25  from:新潟県新潟市  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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到来した夏本番。
海外旅行もいいけれど、長い休みがとれないなら、
2~3泊で国内を旅するのもいいですよね。
まもなく訪れる、遠出するのにいいこの季節は、
各地の芸術祭の開幕時期でもあります。

新潟市で開催される『水と土の芸術祭2015』は7月18日からスタート。
2009年から始まり、今年で3回目を迎えるこの芸術祭の見どころを、
ダイジェストでご紹介します。

これは、新潟市の水と土を象徴する「潟(かた)」に光をあて、
新潟ならではの風景とアートが出会う芸術祭。
「潟」とは湖沼のひとつで、海から隔てられて内地に残った、
沼や湖のような大きな水たまり。水深が浅く、多様な生態系があります。
数多く点在する潟のなかで、代表的な4つの潟が
作品展示の舞台の中心となります。

その潟たちは、、、
220種類以上の渡り鳥が飛来する、市内最大の潟、福島潟。
市の中心に位置し、冬は多くの白鳥も飛来するという、鳥屋野潟。
市内で唯一ラムサール条約にも登録され、日本海と角田山を間近に感じることができる、佐潟。
ピクニックやハイキングもできる、角田山の麓の公園、上堰潟。
新潟市の独特な地形がつくりあげたこれらの湖沼は、実に個性豊か。
かつてそこに住む人たちの生活を支え、生態系と自然環境をつくりあげてきた潟を、
芸術を通してもう一度見つめ直す。
この独自の自然や暮らし、文化などの魅力を、アートを通して発信し、
過去と現在(いま)を見つめ、未来を考えていく。
『水と土の芸術祭2015』には、そうした想いがあるそうです。

「大地のひと」 アーティスト:安藤栄作 会場:福島潟 先人たちの大自然との壮大な対話の波動が息づく福島潟で大地とひとが一体化するモニュメント。

「田舟で漕ぎ出す。」 アーティスト:大矢りか 会場:島屋野潟 島屋野潟の畔で、かつての農作業で使われた「田舟」を表現した作品。

参加するアーティストは、日比野克彦、
浅葉克己、大友良英、大岩オスカール、石川直樹、Noism、
アトリエ・ワン、ドットアーキテクツなど約56組。
ファインアートだけでなく、パフォーマンスや建築、
さらに新潟の「食」や地域住民による「おもてなし」も扱うなど、
幅広いジャンルが特徴です。

「オーケストラNllGATA!」(10月4日実施予定) アーティスト:大友良英 会場:ベースキャンプ 市民が自由に音の出るものを持って参加する即興オーケストラ公演。

食に関しては、メインフィールドとなる各潟を
キッチンカーが巡るカフェ「潟るカフェ」がオープンします。
福島潟(7/18-8/2)、鳥屋野潟(8/8-8/23)、佐潟(8/29-9/13)、
上堰潟 (9/19-10/4)の予定。
潟や周辺でとれた食材を使った
オリジナルメニューが楽しめます。

「潟るカフェ」

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「timber messenger -山から海へ旅するカフェ- 鳥屋野潟」 アーティスト:金野千恵 会場:メインフィールド(福島潟、佐潟、鳥屋野潟) 潟から潟へと旅するカフェ建築。潟によって展示期間が異なります。

「THE HEART OF TREES」 アーティスト:ジャウマ・プレンサ 会場:ベースキャンプ 信濃川に向かう、樹木を抱えて座る2人の人物像。時間が経つ中で、樹は育ち像と一体化していくだろう。

「瀬戸内国際芸術祭」や「国東半島芸術祭」などのように、
開催される土地の性格が強いと、芸術祭全体の個性もいっそう強く感じられるものです。
美しい潟とアートが出あう「水と土の芸術祭2015」も楽しみですね。

水と土の芸術祭2015
会期:2015年7月18日(土)~10月12日(月・祝)
会場:4つの潟および市内全域
メインフィールド:鳥屋野潟、福島潟、佐潟、上堰潟
ベースキャンプ:旧二葉中学校
サテライト:天寿園、いくとぴあ食花

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