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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
秋田県に伝わるハレの日のごちそう、きりたんぽ。
このきりたんぽの味を全国に届けたい、と
大館市民の皆さんが何度も試作をかさねて作った、
「本場大館きりたんぽ玉手箱」。
あきたこまちを使ったきりたんぽ、
比内地鶏の出汁、
比内地鶏肉、舞茸、ネギ、ごぼう、
セリ、糸こんにゃくが
すべて一箱に入った鍋セットです。
作り方はきりたんぽをレンジで温め、
出汁と具材を10分間煮込むだけと、
とっても簡単。
鍋に具材を入れて火にかけると、
鍋からふわっと甘い匂いがただよってきます。
比内地鶏のガラを弱火で煮込み、
黄色い鶏脂が溶け出したスープは
まるでバターのような香り。
そこへレンジで温めたきりたんぽを入れ
少し煮込んだら出来上がり。
肉厚なきりたんぽを食べてみると、
予想以上にもちもちしていました。
ごはんを杉の串に握りつけて焼くことで、
表面は香ばしく、中はもちもちとした食感に仕上がるそうです。
これはちょっと真似できない味!
大館市の自然の中、放し飼いで育てられた「比内地鶏」は
口に入れた瞬間に、ほろっとほぐれます。
しばらくたつと、きりたんぽが出汁を吸って
柔らかくなるのもまたおいしい。
日本酒や焼酎を片手にゆっくり食べたいお鍋です。
大館市では、10月11日(土)、12日(日)、13日(月)に
「本場大館きりたんぽまつり」を開催。
恒例のたんぽ一万本焼きや比内地鶏千羽焼き、
きりたんぽ店をはじめとする99のブース、
グッチ裕三さんや大館市観光キャラクター「はちくん」などを迎えたコンサート、
秋田犬ふれあいコーナーなど、見どころが盛りだくさん。
大館できりたんぽを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
・本場大館きりたんぽ玉手箱
・本場大館きりたんぽまつり
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