colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

沖縄・首里織の担い手たちによる
約100枚のハンカチが〈木村硝子店〉に集結

コロカルニュース

posted:2022.8.11   from:東京都  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

credit

写真:大沼ショージ

1枚1枚手織りされた由緒あるハンカチ

琉球王国時代に貴族や士族の着物や帯に使用され、
その多彩な織が当時から今にかけて多くの人を魅了する
沖縄の伝統的な織物〈首里織〉。

そんな首里織の工程の緻密さと、
布の美しさに魅了された沖縄出身のデザイナー
真喜志奈美さんと桶田千夏子さん(Luft)は、
2013年に〈四角いヌヌ〉(沖縄方言で、ヌヌ=布)
というプロジェクトを発足しました。

上間ゆかり

上間ゆかり 1963年那覇市生まれ。1992年那覇伝統織物事業協同組合後継者育成講習(初級、中級)終了。1993年首里織組合に加入。1999-2005年にギャラリー企画による展示会を開催。2008-2010年沖縄県工芸技術支援センター(現・沖縄県工芸振興センター)で織物講師を務める。2011年県民ギャラリーで自主企画による個展開催。2012 -- 2014年那覇伝統織物事業協同組合で講師を務め、現在は着尺や帯を中心に自身の制作を行う。

金良勝代

金良勝代 1965年那覇市生まれ。1988年那覇伝統織物事業協同組合後継者育成講習終了後、同年より2004年まで宮平織物工房(アトリエ・ルバース)に在籍。そのかたわら、1991-1993年まで大塚テキスタイル専門学校で学ぶ。2004年退社後、作品制作に入る。2010年首里織物組合に加入。帯、着尺を中心に小物制作にも力を入れている。

新垣斉子

新垣斉子 1970年沖縄県南風原町生まれ。1999年那覇伝統織物事業協同組合後継者育成事業講習初級終了。2000年首里織物組合に加入。現在は着尺、帯を中心に制作を行なっている。主に沖縄の植物染料(琉球藍も進行中)を使用して糸を染め、織りを行っている。

同プロジェクトでは、着物を着る機会が減るなかでも、
首里織の文化の知ってもらったり、
手織の布を生活の中に取り入れてもらうよう、
首里織の技と心を受け継ぎ、
普段は帯や着尺を織る上間ゆかりさん、金良勝代さん、新垣斉子さんの
3名の織り手たちとハンカチを制作。

Page 2

2022年8月11日(木)から8月20日(土)まで、
そんなひとつひとつ手織りされた、世界に1枚しかない
約100枚のハンカチの展示販売が東京の〈木村硝子店〉で行われます。

今回でこのプロジェクトの展示販売するのは7度目。
2年の延期を経て、念願だった東京での初の開催なのだそうです。

『四角い布 Handwoven textiles from Okinawa』3300円 450部限定

『四角い布 Handwoven textiles from Okinawa』3300円 450部限定

また、展示販売会に合わせて、書籍も発売。
3名の織り手それぞれのルーツ、発想の源、日々大切に思うことなどが、
沖縄で撮り下ろした美しい写真と共に綴られています。

1枚のハンカチに込められた織り手の思い、技、美、歴史。
そんなハンカチとともに過ごす日常は、どれほど背筋が伸びることでしょう。
ぜひ、期間中は木村硝子店へ足を運んでみては?

information

map

沖縄・首里織の担い手3名が織る100枚のハンカチ ー「四角い布」展

会期:2022年8月11日(木)〜8月20日(土)

会場:木村硝子店 / SHOP

住所:東京都文京区湯島3-10-4

営業時間:12:00〜19:00 会期中無休

TEL:03-3834-1782

*価格はすべて税込です。

Feature  特集記事&おすすめ記事

Tags  この記事のタグ