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posted:2022.8.11 from:東京都 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
credit
写真:大沼ショージ
琉球王国時代に貴族や士族の着物や帯に使用され、
その多彩な織が当時から今にかけて多くの人を魅了する
沖縄の伝統的な織物〈首里織〉。
そんな首里織の工程の緻密さと、
布の美しさに魅了された沖縄出身のデザイナー
真喜志奈美さんと桶田千夏子さん(Luft)は、
2013年に〈四角いヌヌ〉(沖縄方言で、ヌヌ=布)
というプロジェクトを発足しました。
同プロジェクトでは、着物を着る機会が減るなかでも、
首里織の文化の知ってもらったり、
手織の布を生活の中に取り入れてもらうよう、
首里織の技と心を受け継ぎ、
普段は帯や着尺を織る上間ゆかりさん、金良勝代さん、新垣斉子さんの
3名の織り手たちとハンカチを制作。
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2022年8月11日(木)から8月20日(土)まで、
そんなひとつひとつ手織りされた、世界に1枚しかない
約100枚のハンカチの展示販売が東京の〈木村硝子店〉で行われます。
今回でこのプロジェクトの展示販売するのは7度目。
2年の延期を経て、念願だった東京での初の開催なのだそうです。
また、展示販売会に合わせて、書籍も発売。
3名の織り手それぞれのルーツ、発想の源、日々大切に思うことなどが、
沖縄で撮り下ろした美しい写真と共に綴られています。
1枚のハンカチに込められた織り手の思い、技、美、歴史。
そんなハンカチとともに過ごす日常は、どれほど背筋が伸びることでしょう。
ぜひ、期間中は木村硝子店へ足を運んでみては?
information
沖縄・首里織の担い手3名が織る100枚のハンカチ ー「四角い布」展
会期:2022年8月11日(木)〜8月20日(土)
会場:木村硝子店 / SHOP
住所:東京都文京区湯島3-10-4
営業時間:12:00〜19:00 会期中無休
TEL:03-3834-1782
*価格はすべて税込です。
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