設立60年 「ホームスパン」を継承してきた 〈みちのくあかね会〉が移転 クラウドファンディングに挑戦中

〈tohokuru〉で販売中のポーチ

手仕事の歴史を受け継ぐために

岩手県盛岡市名須川町。
「岩手」の名前の由来になった伝説の残る〈三ツ石神社〉のそばに、
戦後から女性だけでホームスパン製品をつくり続けてきた
〈みちのくあかね会〉の社屋があります。

社屋の外観。 写真:まちの編集室

社屋の外観。 写真:まちの編集室

木造平屋の建物は、築80年以上の病院施設だった建物。
第二次世界大戦で未亡人となった女性の自立支援のため、
当時の市会議員横田チエ(岩手県初の女性議員)などが中心となり発足した
「婦人共同作業所」を前身に、
同所が製造するホームスパン製品を販売する会社として
〈みちのくあかね会〉は設立されました。
以来60年にわたって、ホームスパン製品をつくり続けています。

「婦人共同作業所」を前身に、同所が製造するホームスパン製品を販売する会社として〈みちのくあかね会〉は設立された。

「家で紡ぐ」を意味するホームスパンは、羊毛を手で紡ぎ、
手織りして生み出す製品のこと。
明治期に軍服や公務員の制服などへの需要から国策として国が生産を奨励し、
岩手県では約100年に渡り、その技術が受け継がれてきました。

糸を手で紡ぎ、手織りする紡織室。

糸を手で紡ぎ、手織りする紡織室。

機(はた)にかけられた経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を織り込んでいきます。

機(はた)にかけられた経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を織り込んでいきます。

原毛を染め、毛の繊維を揃えてから手紡ぎをします。

原毛を染め、毛の繊維を揃えてから手紡ぎをします。

ホームスパンのマフラー。手紡ぎ糸を手織りするため、空気を含み、やわらかくふんわりとしています。

ホームスパンのマフラー。手紡ぎ糸を手織りするため、空気を含み、やわらかくふんわりとしています。

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