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波佐見焼ブランド〈zen to〉最新作!
8名のプロダクトデザイナーの、
「カレー皿」に対するアンサーとは?

コロカルニュース

posted:2021.7.12  from:長崎県東彼杵郡波佐見町  genre:ものづくり

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Mayo Hayashi

林 真世

はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。

8名それぞれのアイデアを肥前の技術で具現化

かつて「肥前国」と呼ばれた、
現在の長崎県と佐賀県地方は波佐見焼や
有田焼といった九州屈指の焼き物の産地です。

その肥前の技術と精神を継承してきた、
〈株式会社中善〉から2020年に発足した
オリジナルブランド〈zen to〉。

zen toはこれまでさまざまなクリエイターたちとコラボし、
機能性とデザイン性の高いプロダクトを提案してきました。

zen toのコンセプトにあるのは、
「多様な嗜好に応える、多彩な個性(的なモノ)」。
業種で分けると同じ“プロダクトデザイナー”である8名が、
「カレー皿という共通のテーマに対してどのような答えを出すのか?」
というコンセプトで、制作がスタート。

そして今回、それぞれに造形美と機能性を備えた、
個性的なプロダクトが誕生しました。

daily spice plate(阿部薫太郎)

陶磁器デザイナーである阿部薫太郎さんのカレー皿〈daily spice plate〉。

まずはzen toのブランドディレクター兼、
陶磁器デザイナーである阿部薫太郎さんのカレー皿。

〈daily spice plate〉は、ボウルのような形状で、
奥行きが短く収納にも便利なひと皿に。

「波佐見焼のこれからの技術伝承も意識し、
手描きの絵付けをすると最初から決めていた」
という阿部さん。

ふちはしっかり厚めで、持って軽く、
スタッキングもしっかり底で重なる設計に。
波佐見焼らしい手描きの絵付けが華やかに料理を引き立てます。

移動屋台のお皿の収納に感動した経験から、
スペースを無駄にしないデイリーに使える
波佐見らしいお皿を目指したといいます。

材質:磁器 / サイズ:W220×D190×H60mm / カラー:ブルー・ブラウン / 価格:2420円(税込)

材質:磁器 / サイズ:W220×D190×H60mm / カラー:ブルー・ブラウン / 価格:2420円(税込)

ゆるやかなラウンドが美しく、収納にも重宝する形に。日常使いを考えた、毎日フルに使える一品。

ゆるやかなラウンドが美しく、収納にも重宝する形に。日常使いを考えた、毎日フルに使える一品。

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Curry Circle (角田陽太)

角田陽太さんの〈Curry Circle〉。

続いては、角田陽太さんの〈Curry Circle〉。

オブジェのようなポップなデザインは、
一見焼き物とは感じさせない軽やかさも。

「円で構成された幾何学的なオブジェクト。
キッチンカーで出でくるようなキッチュなイメージも持ちつつ、
機能的な仕切り皿になっています。
カレーとサンバル、ラッサムにサラダでも良いですし、
カレー2種にトレーンとチャツネでも◎。
想像力は膨らんでいき、お腹は減っていきます」(角田さん)

材質:磁器 / サイズ:W305×D203×H33 / カラー:ホワイト / 価格:3960円(税込)

材質:磁器 / サイズ:W305×D203×H33 / カラー:ホワイト / 価格:3960円(税込)

ワンプレートなので小皿などの洗い物が減らせるのも◎。
オフホワイトの色合いが、盛り付けられた料理を引き立たせます。

スタッキングの姿も美しく。

スタッキングの姿も美しく。

子どもも大人も兼用で使いたい一品。

子どもも大人も兼用で使いたい一品。

oval curry bowl (篠本拓宏)

篠本拓宏さんの〈oval curry bowl 〉。

「僕にとっての理想のカレー皿だ」という篠本拓宏さん。

小学生の時に毎週食べていた思い出の食堂も、
80年代に背伸びをしながら通った原宿のカレー屋も、
カレーが盛り付けられていたのは楕円皿だったのだそう。

〈oval curry bowl〉は、ライスを中心に2種類のカレーを盛り付けたり、
カレーとサラダを盛り付けても余裕のある幅広の形状で
美しさと機能性を備えています。

材質:磁器 / サイズ:W305×D155×H48mm / カラー:アイボリー / 価格:3630円(税込)

材質:磁器 / サイズ:W305×D155×H48mm / カラー:アイボリー / 価格:3630円(税込)

直線部分が長めのデザインが、素朴なのに新鮮な印象。

直線部分が長めのデザインが、素朴なのに新鮮な印象。

深めで角度のついた形状はすくいやすく、使い勝手もよさそう。

深めで角度のついた形状はすくいやすく、使い勝手もよさそう。

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機内食の皿 (清水 久和)

清水 久和さんの〈機内食の皿〉。

「カレーで思い出すのは、
出張でよく乗っていた香港便の機内食です。
国際線に乗る機会が少なくなった今、
機内食の楽しさを自宅で味わうカレー皿を作りました」
という清水久和さん。

コンパクトな容器に入った機内食。
その容器の四隅に出ているシワに注目し、
“取るに足らないシワ”を造形のポイントにしたという、
新しいカレー皿の提案です。

材質:磁器 / サイズ:W178×D105×H34mm カラー:ホワイト・ブルー・グリーン / 価格:2980円(税込)

材質:磁器 / サイズ:W178×D105×H34mm カラー:ホワイト・ブルー・グリーン / 価格:2980円(税込)

「アルミ箔の蓋を剥がす時の
期待感や高揚感、あるいはガッカリ感。
あの気持ちを思い出しつつ、蓋の柄も三種類作りました。
飛行機の懐かしい旅を思い出させてくれるお皿です」(清水さん)

「シワ」が入ることで、見事に機内食のイメージに。

「シワ」が入ることで、見事に機内食のイメージに。

淡いグリーンと水色、白のカラーリング。模様もかわいらしい。

淡いグリーンと水色、白のカラーリング。模様もかわいらしい。

そのほか、4名のプロダクトデザイナーのカレー皿が同時発売!

発売は7月12日より、こちらのオンラインショップ
または東京・中目黒の〈ブリック&モルタル〉にて。

肥前の技術をベースにデザイナーがそれぞれに答えを出した、
こだわりの8つの「カレー皿」。

お気に入りのひと皿でカレーを食べて、
暑い夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか?

information

zen to

Web:zen to

セレクトショップ ブリック&モルタル

住所:東京都目黒区中目黒1-4-4

営業時間:12:00〜19:00 ※日曜・祝日 18:00 close

定休日:なし

TEL:03-6303-3300

Web:BRICK&MORTAR

株式会社中善

Web:【波佐見焼】NAKAZEN Japan

*価格はすべて税込です。

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