メディカルフルーツ「青パパイア」を
宮崎県新富町の新たな特産品に。
パパイア王子が仕かける挑戦

地元の生産者とタッグを組んで栽培＆商品開発

タイ料理などで目にする青パパイアは
フルーツとして食べられているパパイアを熟す前に収穫したもの。
サラダや炒め物などに調理され食べられています。

近年では、その高い栄養価に注目が集まり、
「スーパーフード」、「酵素の王様」、
「メディカルフルーツ」などと呼ばれている食材です。

日本でも沖縄や、鹿児島で生産されていますが、
宮崎県新富町では青パパイアを特産品にするべく、
生産者と協力して生産に取り組んでいます。

プロジェクトの発起人は「パパイア王子」として活動している岩本脩成さん。
2019年４月から地域おこし協力隊に着任し、
新富町の生産者とともに、青パパイアの生産と商品開発をスタートさせました。

岩本さんは、大学・大学院で生命工学・再生医療を６年間学んだ後、再生医療の研究開発に従事。故郷である宮崎の食材を活用した予防医療を実現すべく青パパイアの栽培・加工品開発を行っています。

ニューノーマルの時代にあらためて健康に対する関心と重要度が高まった現在、
「自分自身が考える心と身体の健康の実現」をコンセプトに
自然のなかでできた産物を活用し、身体の健康を実現していくことを目指しています。

パパイアの木の様子。30センチほどの苗を植えてから、収穫までは約４か月。木は２～３メートルほど成長します。

Page 2

ダイエット効果も期待できる青パパイア。秘密は酵素にあり！

ビタミン、食物繊維、ポリフェノールなど
現代人にとって魅力的な栄養素がたっぷりはいった青パパイア。
その最大の特徴は、酵素含有量です。

実を少し傷をつけるだけで乳白色のパパイン酵素液が流れ出てきます。

希少な消化酵素「パパイン酵素」を含み、
タンパク質・脂質・糖分の分解をサポートする作用があり、
ダイエットに効果的なのだそうです。
しかも青パパイアは完熟した黄色いパパイアよりも
約10倍も酵素を多く含んでいるとか。

青パパイアの栄養を手軽にとれるよう
新（NEW）富（RICH）町産の青パパイアは
〈NEW RICH GREEN PAPAYA〉と名づけられ、
さまざまな加工商品として販売されています。

青パパイア果実を使用した〈NEW RICH GREEN PAPAYA TEA〉２個入り394円 ※送料込み。べっこう飴の様な甘い香りが特徴です。

青パパイアリーフを贅沢に使用したお茶〈NEW RICH GREEN PAPAYA LEAF TEA〉２個入り350円 ※送料込み。青パパイアリーフは一般的に苦味が強いことで知られていますが、その苦味を極力抑える工夫をした製法でつくられています。

地元町の老舗漬物専門企業とタッグを組み、青パパイアを皮ごと使用した〈黒糖醤油漬けの漬物〉700円 ※送料込み。甘辛い味つけで仕上げてあり、ご飯のお供にはもちろん、お酒のあてとしても◎。宮崎県内の農畜水産物を活用して新たに開発された商品の品評をしている〈宮崎フードアワード2021〉で審査員賞受賞商品を受賞している逸品。

青パパイアがゴロゴロと入った〈青パパイアマイルドグリーンカレー〉１袋750円 ※送料込み。レトルトパウチに入っているので、温めるだけで食べられるのも嬉しいところ。

創業135年の味噌屋がつくる〈青パパイア入り金山寺味噌〉６個入り1900円 ※要冷蔵。青パパイアの酵素と味噌、Wの発酵の力に期待。腸活にいかがですか？

人にも環境にもやさしい栽培を

地域で栽培し、加工品製造へとつなげることで、
地域の雇用や産業の創出も目指しているという岩本さん。
青パパイアの栽培は、地域雇用創出などの
SDGsの取り組みとしてもさまざまなメディアで注目されています。

また、青パパイアは豊富な酵素を含んでいるので
栽培期間中は農薬を使用せずに栽培が可能なのだそう。

栄養満点でSDGs活動も応援できる
岩本さんと新富町のプロジェクト。
日々の健康づくりで人にも体にもいいことしてみませんか？

＊価格はすべて税込です。