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Iターンの若者が手がける
〈地域商社まるごと津和野〉。
定期宅配サービスや
オンラインストアをスタート

コロカルニュース

posted:2019.8.5  from:島根県津和野町  genre:活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

津和野の課題と向き合い始まったプロジェクト

島根の小京都と言われている島根県西部・津和野町。

森鴎外の所縁の地であり、清流日本一にもなった高津川などの豊かな自然に囲まれ、
たくさんの良質な農作物が採れるまちです。

ここに、Iターンの若者がスタートさせたプロジェクトが根を下ろしつつあります。
坂和貴之さんらが手がける〈地域商社まるごと津和野〉です。

この〈地域商社まるごと津和野〉では、
「津和野の良いものまるごと全部」をコンセプトに、
農林水産物の企画販売・PRや〈まるごと津和野made〉での
津和野ブランドの商品開発・企画を実施しています。

もともと株式会社FoundingBaseプログラムの
第一期生として大学在学中から津和野に滞在し、
役場の農林課でまちづくり活動を行っていた坂和さん。

大学卒業後も農家の後継者不足やそれにともなう
津和野産品の販売力・ブランド力の低下などの課題に向き合い、
農業体験ツアーをはじめ、〈まるごと津和野マルシェ〉の定期開催といった
さまざまな施策を通して、地域の生業を未来につなげる活動に取り組んできました。

2017年には、農林水産物の生産体制の確立、
地域から都市部への流通販路開拓を行い、
地域産業の活性化や雇用の促進を目的とした
農商工連携プロジェクトをスタート。

そして4月に、株式会社FoundingBaseを
運営会社に〈地域商社まるごと津和野〉を設立し、
6月より食の楽しみを届ける定期宅配サービスや
オンラインストア〈まるごと津和野ストア〉
首都圏でのイベント開催などの新たなプロジェクトを開始させました。

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津和野のファンを増やす仕組みづくり

定期宅配サービスは、現段階で野菜と地域の調味料などが詰め合わされた
毎月2回発送のコース(7,560円/月)を展開。
今後、津和野の旬の一品(特産品)を詰めた〈まるごと津和野こだわり便〉や
まるごと津和野定期便を毎月1回にまとめたプチバージョンも登場する予定とのこと。

〈まるごと津和野ストア〉。

〈まるごと津和野ストア〉。

〈まるごと津和野made〉のドレッシング。

〈まるごと津和野made〉のドレッシング。

一方のオンラインストア〈まるごと津和野ストア〉では、
旬の野菜や魚介、農産加工品、お土産品などを販売。

そのほか、都内で津和野の農林水産物を販売する
ポップアップストアや、​森鷗外のゆかりの地として
相互の交流がある文京区​の飲食店とコラボしたイベントも開催を予定しています。

これらはまだ始まったばかりですが、リピーターも出てきており、
農家からもオンラインストアでの販売を希望する声が挙がっているなど、
着実に手応えを感じているそう。

左から、坂和貴之さん、地域おこし協力隊員​の白井博規さん、上田裕貴さん

まるごと津和野責任者​の坂和貴之さん(左)、地域おこし協力隊員​の白井博規さん(中央)、上田裕貴さん(右)

「定期便を通じて、津和野と消費者がつながる
仕組みをつくり、津和野のファンづくりを行っていきたい。
そうした濃いつながりから生まれる購買の仕組みが
これからの消費スタイルとなり、地域と都市の関係が当たり前になれば」と坂和さん。

今後は、コアなお客さんづくりを担うために、
都内で津和野産品を食べる会を企画したり、
お茶と和菓子、日本酒とおつまみのセットなど、
季節に応じたセット販売を行い、より津和野の魅力を発信できるような体制を
つくり上げていきたいと語ります。

Iターンの若者が実際に町にポジティブなアクションを起こしていく。
良質な素材の揃う津和野で〈地域商社まるごと津和野〉が、
今後どのような広がりを見せるのか楽しみです。

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まるごと津和野ストア

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