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Kiyoko Hayashi
林貴代子
はやし・きよこ●宮崎県出身。旅・食・酒の分野を得意とするライター・イラストレーター。旅行会社でwebディレクターを担当後、フリーランスに転身。お酒好きが高じて、唎酒師の資格を取得。最近は野草・薬草にも興味あり。
雄大な多摩川河川敷と、多くのトラベラーが降り立つ羽田空港のすぐ側に、
新しいコミュニティハブとなることを目指す、
次世代の体験型商業施設〈The WAREHOUSE〉が誕生しました。
「泊まる」「働く」「遊ぶ」「楽しむ」「集まる」の5つハード面を網羅した、
充実すぎるほどの設備やサービスが魅力!
ホテル、コワーキングスペース、カフェ、レストラン、
アクティビティカウンターなどが、広々とした空間に程よい配置で置かれています。
エントランスを入ると、広大な空間にテイストの異なるさまざまな
ソファ、デスク、チェアが設置され、ホテルのロビーとしての機能だけでなく、
コワーキングスペースとしても開放されています。
コーヒー、スイーツ、軽食がいただけるカフェ、夜はお酒を楽しめるバーと、
ビジネスユーザーにも、プライベートタイムにも、
心地よく利用できる環境が整っているんです。
一歩外に出れば、開放的な芝生エリアと、多摩川河川敷。
RIVER CAFEではBBQ、店内ではNYフレンチスタイルの食事がいただけます。
さらに、定期的に行われるライブパフォーマンス、シネマイベント、
一流のメカニシャンが常駐する、自転車愛好家のためのファクトリー、
旅やアクティビティの厳選書籍をあつめたブックショップも併設。
施設の上階には186室の〈川崎キングスカイフロント東急REIホテル〉が置かれ、
「泊まる」+αの体験をさまざまに提供しています。
洗練されたデザインと、快適な空間、眼下にひろがる多摩川ビュー。
満足度の高いステイが楽しめそう!
川崎の自然豊かな知の利を生かした、充実のコンテンツがぎっしりのThe WAREHOUSE。
都心であることを忘れてしまうような、非日常感が味わえますよ。
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The WAREHOUSEの設立には、川崎や多摩川河川敷という土地への
深い敬意がこめられているそう。
川崎はもともと、日本の経済を支え、職人たちがものづくりに汗を流してきた工業地帯。
その一方で、この地域に暮らす人々は、
多摩川の豊かな水資源を守り育ててきたという背景があります。
そういった川崎の歴史や、この地に根づく思いをリスペクトし、
環境に目を向けたエネルギーシステムが導入されています。
The WAREHOUSEで使われるエネルギーの約30%は、
使用済みプラスチック由来の水素エネルギー。
川崎臨海部にある昭和電工でつくられた水素が、
東芝の純水素燃料電池システムを通して電気・熱に生まれ変わり、
施設内に供給されています。
いわば、地産地消のエネルギー!
この循環システムを取り入れた施設は、The WAREHOUSEが世界初なのだとか。
さらに、安全・安心かつ、賑わいのあるまちづくりに貢献できればと、
カヤック、ヨガ、ポタリング、ジョギング、釣りといった、
多摩川河川敷や、その周辺で楽しめるアクティビティを企画。
“訪れる日本から、体験する日本へ。” をテーマに、
日本のアウトドアフィールドを存分に体験できるツアーが創造されています。
また2020年には、
The WAREHOUSEを含む「川崎キングスカイフロント」と、
多摩川対岸の「羽田空港」をダイレクトに結ぶ「羽田連絡道路」が開通予定。
道路が完成すれば、羽田空港から徒歩約5分の距離となり、
空港に降り立った国内外のトラベラーが、この地を多く訪れることになるはず。
かねてより工業が栄え、現在も医療・福祉・環境の最前線の研究が行われている川崎。
The WAREHOUSEの誕生によって、さらなる次世代のリバーサイドライフが
始まろうとしています。
information
The WAREHOUSE 川崎キングスカイフロント東急REIホテル
住所:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-11
TEL:044-280-1090(ホテル代表)
information
The WAREHOUSE内 TREX KAWASAKI RIVER CAFE
住所:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-11
TEL:044-277-5400
アクセス:京急大師線小島新田駅から徒歩で約15分、 JR川崎駅・京急川崎駅からバスで約20分、羽田空港から車で約10分(首都高速湾岸線利用)
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