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posted:2018.6.9 from:東京都 genre:ものづくり
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writer profile
Riho Abe
阿部里歩
あべ・りほ●栃木県出身。「出身は群馬だっけ?それとも茨城?」と覚えてもらえないことが悩み。好きな観光地は四国と別府。旅先での楽しみは、その街の人と話しをすること・伝統工芸品を買うこと。ガイドブックに載っていないようなものを見つけるのも密かな楽しみ。
2018年6月5日(火)〜6月24日(日)まで、東京ミッドタウンにて
セレクトショップ〈わとな WATONA〉が期間限定オープンします。
〈わとな WATONA〉は、日本の職人の匠の技と、
世界のデザイナーとの出会いによって、新しく生まれた
アイテムの数々を紹介している京都発のショップブランド。
今回の〈わとな WATONA〉の期間限定ショップでは、
日本の伝統工芸職人たちと本気で向き合って生まれた約200アイテムがずらり。
中でも、特にこだわりの光るアイテムをピックアップしてご紹介!
風呂敷は、インテリア、アウトドアはもちろん、
ファッションアイテムとしても使える「こころを伝える道具」。
京都で60年続く風呂敷の製造卸である〈丸和商業〉では、
北欧やフランスのデザイナーによるパターンを、
日本の職人が伝統的染色技術で染めた綿100%の風呂敷を製造しています。
そんな〈丸和商業〉が、風呂敷をバッグとして使用するため、
伝統的な染色技術で染めた風呂敷と、
風呂敷に取り付けるレザーハンドルを開発しました。
レザーハンドルは従来の茶色に加え、新色の黒と白が登場!
これから夏に向けて、色合わせで遊びながら、コーディネートの幅を広げてくれる予感です。
京都の〈井助商店〉が手がける 「うるしこはこ」は、
従来の漆製品ではあまり見られないカラフルな色合いと、
日本の伝統的な6つの縁起の良い絵柄がアイコニックな小箱です。
アクセサリーや小物入れとしてはもちろん、
日常生活を楽しく彩るアイテムとして幅広く使えるのが魅力。
また、母の日や敬老の日、海外への手土産などのギフトにおすすめです。
天然木を職人がひとつひとつ手で組み上げ、
おひつや飯台を制作する徳島の〈岡田製樽〉。
〈岡田製樽〉の生み出す商品の数々は、日本のみならず、
パリやドイツなどのヨーロッパでも高い評価を得ています。
使用しているサワラ材は、耐水性や抗菌力にも優れているのが特徴。
温かいご飯から出る水分を吸い取ったり、冷めたご飯をしっかり保湿してくれます。
ほのかな木の香りで、炊飯器からよそうよりも美味しいご飯を楽しめると人気です。
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〈わとな WATONA〉を運営するのは、京都の〈TCI研究所〉。
100年以上の伝統を守る〈京和傘製造〉の日吉屋・五代目当主である西堀耕太郎氏が、
和傘の製造技術の継承に努める一方で、2008年に国内外のデザイナーを起用し、
和傘の製造技法を取り入れたインテリア照明の開発よりスタート。
これまでのノウハウとネットワークを活かし、
2012年より日本の伝統技術×デザイナーのクリエイティビティで、
世界で認められる商品をつくる支援に取り組んで、商品開発を行ってきました。
〈わとな WATONA〉は、伝統技術とデザイン、作り手と使い手との架け橋として、
職人の手から生まれる様々な工芸品や暮らしへの取り入れ方など、
日本のものづくりの心を今の暮らしに寄り添いながら紹介しています。
ぜひミッドタウンのショップに足を運んでみてくださいね。
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