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月刊特集・ローカルとクリエイター。18人の「気づきのコトバ」

Local Shift

「東京が当たり前」ではなくなった

日本のローカルが注目されるようになって久しい。
さまざまな社会の変化や時代の波を経て、その注目点は少しずつ転換してきている。

まずはローカルのユニークな人やすぐれた技術、伝統文化などを「題材」として、
「外の人」によって掘り起こされ再注目されることになった。
そしてその視点に感化されたローカルのクリエイターたちは「自分たちでもできる」と、
積極的に地元の魅力を探し出し、自分たちなりに解釈して外部に発信するようにもなった。

「クリエイティブな仕事をするなら東京で」という価値観は、すでに崩れつつある。
むしろローカルにこそクリエティブの種が転がっているではないか。
そう考える人たちがいま、ローカルを単なる「題材」と捉える以上の深いコミットをみせている。

東京など“都心にいたはず”のクリエイターたちは、
時にみずから移住したり、時にローカルで事業を起こしたり。
創作の芽を感じるのではなく、自らそれをつくりにいっているとでも言おうか。

ローカルへシフトするようになった人たちは、どのような眼差しで活動しているのだろうか。
ここでは連載「ローカルシフト」に登場してもらった18人を紹介。
それぞれがローカルシフトするなかで感じた「気づきのコトバ」をまとめた。

Serial Article

Local Shift

vol.001
グラフィックデザイナー・原研哉「グローバル/ローカル」の時代。価値はローカルに眠っています。

vol.002
写真家・川内倫子 移住先の千葉で見つけたものとは?

vol.003
建築家・谷尻誠 広島・東京の2拠点から学んだ“谷尻流”働き方と発想力

vol.004
デザイナー・スズキタカユキ 東京・根室、ふたつの拠点の往来が服づくりをより自由にする

vol.005
料理家・細川亜衣 外から来たからこそ気づく熊本の“特別なもの”を大切にしたい

vol.006
デザイナー・二俣公一 福岡での暮らしに軸足を置きながら日本そして世界を見据える

vol.007
デザイナー・皆川明と〈ミナ ペルホネン〉が考える、都市とローカルの関係性

vol.008
蒸留家・江口宏志 千葉県大多喜町の元薬草園で新しい酒づくりを模索する

vol.009
料理家・たかはしよしこ アートディレクター・フォトグラファー・前田景 北海道・美瑛町〈SSAW BIEI〉が 地産地消で表現する“四季”

vol.010
写真家・若木信吾 浜松で本屋を営んで11年。次世代の文化をつくる

vol.011
〈graf〉服部滋樹が手がけるローカルのブランディング。「リサーチ力」が物を言う

vol.012
〈Sumally〉山本憲資 『距離をテクノロジーでハックする』軽井沢でのライフスタイル

vol.013
写真家・高橋ヨーコ 東京→カリフォルニア・ベイエリア→横須賀 形もルールも違う「移住」という双六

vol.014
〈BEARD〉原川慎一郎 地元食材にこだわった料理で「種採り野菜」の文化を伝える

vol.015
本家尾張屋&写真家・稲岡亜里子 海外で撮る写真家視点を生かし、京都の老舗そば屋を受け継ぐ

vol.016
イラストレーター・松尾たいこ 東京・軽井沢・福井、3拠点の循環で得たもの、不要になったもの

vol.017
Jリーグ クリエイティブダイレクター・清永浩文 都会とローカル、両方の視点で60クラブのバランスをとる

vol.018
編集者・ルーカスB.B. 焼津を第2の拠点に、新たな旅を始める