兵庫県南あわじ市・洲本市
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「使って下さる方がほんの少しでも豊かになる器を作りたいと思っています」という西村さん。淡路の土で食べものをしつらえることに心を砕き、自身の陶房にはカフェも併設。食の背景にある生産者の想いを知るために島をめぐり、日々、暮らしの勉強に余念がない。 「竹中さんにはこんな風に器を使ってほしいという希望よりも、天才肌の彼が僕の器をどう表現するのかのほうが気になります」。芸術家らしい答えが返ってきた。