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連載

アートとワインと満月と。
城崎にて、ワインと
パフォーミングアーツに
酔いしれた日

Local Action
vol.095|Page 1

posted:2016.10.6  from:兵庫県豊岡市  genre:食・グルメ / エンタメ・お楽しみ

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〈 この連載・企画は… 〉  ひとつのまちの、ささやかな動きかもしれないけれど、創造性や楽しさに富んだ、
注目したい試みがあります。コロカルが見つけた、新しいローカルアクションのかたち。

writer profile

Ikuko Hyodo

兵藤育子

ひょうどう・いくこ●山形県酒田市出身、ライター。海外の旅から戻ってくるたびに、日本のよさを実感する今日このごろ。ならばそのよさをもっと突き詰めてみたいと思ったのが、国内に興味を持つようになったきっかけ。年に数回帰郷し、温泉と日本酒にとっぷり浸かって英気を養っています。

photographer profile

Kazue Kawase

川瀬一絵

かわせ・かずえ●島根県出雲市生まれ。2007年より池田晶紀が主宰する写真事務所〈ゆかい〉に所属。作品制作を軸に、書籍、雑誌、Webなど各種メディアで撮影を行っている。
http://yukaistudio.com/

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supported by 但馬空港推進協議会

温泉、文学、そしてアートのまち、城崎

古今東西、特別な日とされてきた満月の夜。
その満月が空に浮かぶ9月17日、兵庫県豊岡市の城崎で、
おいしい料理とワインとともにパフォーミングアーツを楽しむ
「アートとワインと満月と。」というイベントが開催された。
城崎といえば、志賀直哉の『城の崎にて』の舞台となっている、
全国的に有名な温泉を有するまちだが、
パフォーミングアーツはこの地でいま、温泉並みに“ホット”なトピックなのだ。

羽田空港から伊丹空港で乗り継ぎ、コウノトリ但馬空港へ。
豊かな緑と円山川の緩やかな流れを横目にバスで40分ほど走ったところに、
突如広がる温泉街。
しだれ柳が揺れる川沿いに木造の温泉旅館が連なり、
浴衣姿の人たちが下駄をカランコロンと鳴らしながらそぞろ歩いている様は、
まさに古きよき温泉街の佇まい。
タイムスリップしてしまったような錯覚すら起こしてしまう。

伊丹空港~コウノトリ但馬空港間は、1日2往復就航。豊岡市上空からの円山川の眺め。

コウノトリ但馬空港に到着。城崎温泉までは空港からの直通バスが便利。

宿泊客が浴衣姿で外湯めぐりを楽しむ城崎温泉。

その温泉街を抜けたまちの外れにあるのが、
今回の会場となる〈城崎国際アートセンター〉だ。
大会議場を改装して、豊岡市が運営するこの施設は、
日本ではまだ珍しい舞台芸術に特化したアーティスト・イン・レジデンス。
国内外のアーティストが最短3日間、最長3か月間滞在しながら、
24時間自由に創作活動に没頭できる夢のような場所だ。
しかもアートセンターから一歩出れば、
観光客や地元の人と同じように城崎温泉の名物である7つの外湯を堪能でき、
まちに溶け込むことのできる気安さは、ほかにはないと評判になっている。

城崎国際アートセンターは、日本最大級を誇る舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス。

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