odekake
posted:2014.3.31 from:徳島県徳島市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
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Shikoku tairiku
ウエブマガジン四国大陸
「ウエブマガジン四国大陸」は、食、暮らし、自然、風景、仕事、歴史など、四国の密やかな魅力を発信中。四国に住む、デザイナー。編集者、イラストレーターなど、20~40代の他業種のメンバーで運営している。
http://459magazine.jp/
「可否庵」と書いて、「こーひーあん」と読みます。
また変わった店名です。
「これは日本初の本格的カフェの店名に使われていた、
コーヒーの当て字“可否”からとったもの」と、店主の近藤節昭さん。
昭和55年に創業。当時から“中古”だったという、
店主曰く“原始的な”焙煎機を使って毎日自家焙煎されています。
お店では常時10種類のコーヒーが味わえます。
そのうち、2週間ごとに、オススメの豆が3種登場します。
「軽くて、飲みやすい珈琲を目指しています」
というのは、珈琲を何杯でも飲んでほしいからだそう。
苦み、渋み、酸味という珈琲の味をすべて味わえるようなブレンドになっています。
珈琲を淹れているその動作は俊敏で、
長年の経験から導き出されたこだわりの所作のひとつひとつに目を奪われます。
セットメニューとして、ケーキセット(600円)、
トーストセット(630円〜)、ベーグルセット(700円)、
ナントーストセット(700円〜)、サンドイッチセット(750円)があります。
一番人気はベーグルセット。モチモチとした弾力があり食べ応えのあるベーグルの中に
具材もたっぷりと入っていて、ランチタイムにもぴったりなボリューム感です。
べーグルなどのパンは徳島市東新町にある、
人気の天然酵母パンの店「オーバッシュクラスト」さんのものを使っています。
「若い頃から古いもんが好きで集めてきた」という店主の近藤さん。
店内は、まるで山小屋を訪れたような古くて懐かしくてあったかい雰囲気。
古道具もあれば、店主自ら手づくりしたものや手直ししたものなど、
店主の愛着を感じるものたちが並んでいます。
「毎日来る人もいるし、毎週決まった曜日に来てくれる人もいて、
なかなか休めないんよ」
お客さまの7割が常連として通っているそうです。
可否庵の味と空間に、愛着を持つ人が数多くいるようです。
information
可否庵(こーひーあん)
住所 徳島県徳島市幸町2-30
TEL 088-623-1481
営業時間 7:00〜19:00 月2回不定休
※ メニューの価格は2014年4月1日より変更します。
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