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posted:2016.8.8 from:新潟県新潟市 genre:エンタメ・お楽しみ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer
Sakura Azuma
東さくら
2016年8月24日(水)、新潟県新潟市の古町愛宕神社・古町商店街にて、
〈明和義人祭(めいわぎじんさい)〉が開催されます。
このお祭りは、地元の商店街と連携して行われており、
地域のお祭りの決定版とも言えるほど。
なんと1日で12ものイベントが用意されており、昨年は2万人もの来場者が集まりました。
メイン行事である〈明和義人行列〉は、
一般公募で選ばれた主役と共に、
江戸時代の人々に扮して参加者が商店街を練り歩きます。
また、黒装束の忍者達による〈黒装束分火〉や
芸妓たちによる美しく華やかな〈古町芸妓の舞〉など、
見て楽しむイベントも数多く用意されています。
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見どころ満載の〈明和義人祭〉の中で、
“日本最大級”といわれているのが、〈明和神菓まき〉。
約3万個ものお菓子が無料で配布されます。
お菓子がたくさんもらえるだけでも
子どもたちは大喜びしそうですが、さらに楽しめるイベントがもうひとつ。
なんと、商店街の道路で一日中落書きし放題の〈チョークで落書きコンテスト〉を開催。
普段は怒られてしまう落書きも、この日ばかりはやり放題!
子どもたちのかわいい絵が道路いっぱいに描かれ、
そこはまさに“お絵かき天国”。
親子で大作に挑んでみるのもよさそうですね。
そして、お祭りの最後には〈蜑(あま)の手振り〉とよばれる奉納盆踊りが。
大人も子どもも一緒に踊って、楽しいお祭りを締めくくります。
〈明和義人〉とは、江戸時代に藩の圧政に耐えかねて立ち上がり、
新潟町(現在の古町周辺)の住民自治を勝ち取った人々のこと。
彼らは後に打ち首となってしまいますが、
その功績は口伝えで後世へと密かに伝えられてきました。
この自主・自立の精神とエネルギーを象徴する〈明和義人〉の物語を、
現代にも伝えようと、2008年に古町愛宕神社が始めたのが〈明和義人祭〉です。
地域の歴史・伝統を重んじながら、
誰もが楽しめるように地域全体がひとつとなって取り組み、
まさに地域活性の一翼となっている〈明和義人祭〉。
江戸時代を感じるこのお祭りで、夏の終わりを遊び倒してみてはいかがでしょうか。
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