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posted:2013.9.19 from:大阪府大阪市住之江区 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
今日9月19日は、一年で月が最も美しいと言われる中秋の名月。
満月のピークは20時13分とのことなので、
夜空を見上げるのが楽しみです。
中秋の名月といえば「お月見」。
すすきや秋の七草、お団子を備えて月を見るのが
習わしですが、このお月見団子は
日本各地で多種多様なバリエーションがあります。
東日本では、白玉粉などで作った丸い団子を
ピラミッド型にしてお供えするスタイルがポピュラー。
お団子は味がついてないことが多いです。
こちらのお団子は、東京・神楽坂の和菓子屋さん「五十鈴」さんのもの。
西日本(とくに関西)では、里芋を模した細長いお団子を
あんこでくるんだスタイルがポピュラーです。
十五にちなみ、一寸五分(約4.5センチ)の
大きさの丸いだんごを作るのが縁起が良いそう。
こちらは大阪市住之江区のお菓子屋さん、幸成堂さんのお月見団子。
たっぷりのこしあんがおいしそう!
こちらは京都の和菓子屋さん「仙太郎」さんのお月見団子。
白い餅が月を、あんこの部分が夜空の雲に見立てられています。
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名古屋では白とピンクと茶色、三色で里芋型。
ういろうのような弾力のある食感なんだそう。
これは名古屋の和菓子やさん菓宗庵のお月見団子。
とっても珍しいですね〜。
さらに静岡県中部地区では、
丸い餅の中央をへこませた「へそ団子(へそ餅)」をお供えします。
いろいろなご当地お団子、どれもおいしそうです。
今宵は良いお月見をお楽しみください。
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