10年に一度、町全体で太鼓まつり
地区によって違う、さまざまな太鼓
小豆島には現在ふたつの町があります。
小豆島町と土庄(とのしょう)町。
ちょうど島を斜めに半分に分けたような感じで、
北西側にあるのが土庄町、南東側にあるのが小豆島町です。
人口も同じくらいでそれぞれ14,000人ほど。
ちなみに豊島美術館などがあるお隣の島、豊島(てしま)は土庄町だったりします。
昔々は村だったのが合併して町となり市となり、
行政区はどんどん大きくなっていきます。
小豆島も昔はもっと細かな村に分かれていました。
私たち家族が暮らしているのは土庄町のほうなのですが、
土庄町がほぼ現在の広さになったのは昭和30年。
別々だった複数の村がひとつの町になって60年、
今年からはいよいよ小学校も合併しひとつになりました。
少し寂しい感じですが、人口の減少とともに、学校や病院など
いろいろな施設やサービスの数が減っていっているのがいまの島の現状です。
ただ、そんななかでもかたちを変えつつずっと続いているものもあります。
そのひとつが、小豆島の秋の奉納太鼓まつり!
今年は町の合併60周年ということで、
普段は別々で行われている3つの八幡神社の太鼓台が勢揃いした
土庄町合併60周年記念〈太鼓まつり〉が開催されました。
50周年記念のとき以来の開催で10年ぶりだそうです。

土庄町合併60周年を祝って開催された太鼓まつり。

富丘八幡神社の馬場に集まった27台の太鼓台。

合併60周年記念の新しいバチで太鼓をたたく。
私たち家族は島に来て3年。
太鼓まつりには2回参加しましたが、ほかの地区の太鼓を見るのは初めてでした。

初めて見る伊喜末(いぎすえ)地区の太鼓。まだ担いでないのにすでに強そうな感じ。

信号機と比べて見るとけっこうな高さがある太鼓台。

この日はほんとにたくさんの人で賑わっていました。
驚いたのは、同じ島にあるのに地区によって全然雰囲気が違うこと。
法被が違うのはもちろん、かけ声も太鼓台の上げ方も違えば、細かなルールも違う。
勇ましさを感じる太鼓、美しさを感じる太鼓。

見た目も違う地区ごとの太鼓。

大太鼓三台が組まれて担がれる様はすごい迫力だった。

砂埃の中で何度もあげられる勇猛な太鼓台。

みんなの息がぴったりとあってきれいに浮き上がる太鼓台。
それはそのまま地区の特徴や雰囲気を表しているのかも。
漁師が多い海の村、農耕が中心の山の村、
お店や宿などがありたくさんの人が行き交うまち。
まさにそういうバラエティに富んだ地区が集まったのが土庄町であり、
さらにもうひとつの小豆島町も合わせて小豆島。
狭い島でよくこんなにもいろんな地区が発展したなぁと驚きます。
さて、この合併60周年記念〈太鼓まつり〉に続いて、
今年も例年通り10月11日から奉納太鼓まつりが開催されます。
小豆島の秋祭り、間近で見たら興奮すること間違いなしのお祭りです。

毎年10月11日から各八幡神社で秋祭りが開催されます。

太鼓台に乗る一生懸命な子どもたちの姿も見ものです。
information
小豆島秋祭り 太鼓台奉納
10月11日 葺田八幡神社(小豆島町福田)
10月13日 伊喜末八幡神社(土庄町伊喜末)
10月14日 土庄八幡神社(土庄町大木戸)
10月15日 内海八幡神社(小豆島町馬木)
10月15日 富丘八幡神社(土庄町渕崎)
10月16日 池田亀山八幡宮(小豆島町池田)
10月18日 家浦八幡神社(土庄町豊島)
10月21日 唐櫃八幡神社(土庄町豊島)
(毎年同日に開催されます)
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