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リノベーションした古民家の離れに
高齢の母もお引っ越し!
わが家の二世帯移住|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.122

Page 2

またもや訪れた、わが家の暮らしの変化

いもので、この4月に、下田に移住してきて丸5年となります。
小学4年生となった娘の移住当初の写真を見返すと、
いまより随分小さく幼い(あたり前ですね)。
時の流れの早さをあらためて感じてしまいます。

河津桜と水仙

今年は開花が遅いのですが、ここ伊豆では河津桜などの早咲きの桜が咲き始めました。ちょうど5年前のいまごろ、下田で物件探しをしていた頃も河津桜が咲く時期だったので、この時期は当時のことをふと思い出すことがあります。

そんなこの春、わが家の暮らしに訪れた
ちょっとした変化についてご紹介します。

自分たちが下田に移住してきた1年後、
東京でひとり暮らしをしていた自分の母親を下田に呼び寄せたことは、
この連載でもお伝えしました。

そのとき、母の年齢は82歳。かなり高齢での移住でした。
そんな年齢での移住なので、同居? と言われることも多かったです。
でも、当時自分たちが借りていた家のつくりは
同居には適していなかったし、何よりも母も自分たちも
それを望んでいなかったということもあり、同居はしませんでした。

自分たちの家から歩いて3分のところにある母が借りた家には、
同じ敷地内に大家さんも住んでいて、
何かと母のことを気にかけてくれていました。
そもそも賃貸物件が少ないので、歩いて3分のところに
こんな好条件の家が見つかるというのは、
とてもラッキーだったのかなと思います。

家族揃って食卓を囲む

週に何度かはわが家に母を呼んで食事を共にしていました。妻も僕も、そして母も酒好きなので食事時にはどうしてもるみんなでそろって飲みたくなります。飲んでも歩いて送っていける距離なのが本当にありがたかった。

でも、移住してきた2018年には82歳だった母も80代半ばとなり、
足腰がだいぶ弱くなり、その「歩いて3分」が
かなりきつくなってきたのです。

津留崎さんの母の家でみんなでテレビ鑑賞

娘にとっても母の家は落ち着くようで、よくひとりで遊びに行っていました。ちなみにこの写真は昨年末、下田にNHKのど自慢がやって来たときの一枚。わが家にはテレビがないので母の家でみんなで鑑賞。