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現代の家と昔の家は何が違う?
古民家をリノベーションしてわかった
昔ながらの家づくり|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.110

Page 2

古民家を自分たちでリノベーション!?

ちらの連載でも何度かお伝えしていますが
(僕が古民家購入の経緯を、妻が残置物の片づけについて書いてます)、5月に下田で古民家を購入しました。

いま、その古民家を自分たちの暮らしに合うように
リノベーションしています。

娘も木材の寸法を測り中

夏休みの中の娘もよく手伝ってくれています。夏休みのいい思い出になるかな?

自分たちでできる範囲でやりたい、ということで工事を始めました。
自分たちで……とはいっても、専門的な工事は
業者さんにお願いしていますし、友人たちの手も借りてもいます。

専門業者が床の土台づくり作業中

本当にありがとうございます!

そんな工事を始めて2か月近くが経ち、
いろいろと感じることもありました。
今回は、自宅古民家リノベーションの途中経過と、
これまで感じたことについて書きます。

庭に浴槽を置いて水風呂

海から山へと抜ける風の通り道なので比較的涼しい立地。なのですが、やっぱり暑い! ということで庭にタープを張り、そこ置いた浴槽で水風呂!

そもそも「自分たちで古民家をリノベーション? 
そんなコトできるの?」と、思われる方もいるかもしれません。
僕は移住前から、長い間、建築、特に住宅や
リノベーションに関わってきました。
なので、一般の方よりは自らの手でリノベーションをする知識や
ノウハウは持っているはずです。

でも、そんな業界にいたといっても、設計や施工管理という立場で、
現場で作業をする職人ではありませんでした。
実際に手を動かすということはほとんどなく、
技術という点では一般の方とそんなに変わらないのかもしれません
(家具をつくったり壁を塗ったりくらいはしてきましたが、
あくまでDIYレベルです)。
ましてや、古民家は仕事でもほとんど扱ったことがありません。

床材がすべて剥がされた床