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YouTube「暮らしの近く」開設。
移住した下田から
動画で発信したかったこと|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.093

Page 3

「暮らしの近く」にある
自然のありがたさ

移住して数年の自分には、この地の自然の変化を
感じることはまだありません。
でも、ここで自然を身近に感じながら暮らしているので、
暮らしの近くに自然があることのありがたさはわかってきました。
いままで都会で暮らしていたから、
より感じる部分はあるようにも思います。

下田の海で撮影した魚の群れ

そもそも、こうした変化を生み出してしまったといわれる
人の手による環境破壊は、
「自然をありがたい」と感じる気持ちがなくなってきた
自然から離れてしまった人が起こしているのでしょう。

そういった思いを巡らせるうちに、
自然のありがたさを表現して伝えていきたい、
そして、そんな自然を身近に感じる暮らしの豊かさを伝えていきたい。
そんな想いが湧いてきたのです。

漁船

もともと、そんな想いは強いほう。
この連載でもそんな記事を書いたこともありますし、
個人のFacebookやInstagramでも
写真とともにそんな想いを綴って投稿しています。

でも、動画の表現力、訴求力や
YouTubeの影響力を感じていてたこともあり、
動画でそれを表現してみたい。そう感じたのです。

「暮らしの近く」に豊かな自然があるこの地で
暮らしているからこそ撮れる動画があるはず、と。

下田の海

こうして開設したYouTubeチャンネル名は「暮らしの近く」としました。

YouTubeチャンネルには「概要」という
チャンネルの説明欄のようなページがあり、
そこに動画で表現することへの想いを綴りました。
動画とともに紹介します。

2017年春、生まれ育った東京から伊豆下田に移住しました。
移住してから、暮らしの近くに美しい自然があること、
その尊い営みを目の当たりに出来ること、
の豊かさを実感しています。

2400年以上の歴史のある伊豆最古の神社、白浜神社から拝む中秋の名月。海に向かって立つ鳥居に、海とともに生きてきたこの地の人々の想いを感じます。

暮らしの近くにある、美しい自然やその尊い営み。
それらは気付くと別物に変わってしまうのかもしれない。
最近の自然環境の変化を見ているとそう感じてしまいます。
見ていただいた方に、その美しさや尊さを、
また、暮らしの近くにそんな美しい自然や
尊い営みがあるということの豊かさを、
感じてもらえたらとても嬉しく思います。

こちらは台風の雨風に耐えるわが田んぼの稲の様子です。雨風に耐えている様子に感動してしまいました。また、その雨風のなか、白鷺が隣の稲刈り済みの田んぼに宿る虫をついばみに。なんとも幻想的。移住していなかったら、米づくりをしていなかったら、出会えなかったシーンです。

こうしてさまざまなことがキッカケとなりYouTubeを始めてみました。
動画の編集にも少し慣れてきました。
結果、自分のスキルアップにもなっています。
この動きが、また、このスキルアップが、この先、何かにつながるのか?
まったく見えていません。
でも、とにかく発信していこう、そう思っています。