odekake
posted:2015.9.4 from:沖縄県うるま市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
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「うるま時間」編集部
うるま市の素敵な旅時間を紹介するサイト「うるま時間」の編集部です。
うるま市は、沖縄本島中部に位置し、琉球ロマンを感じる世界遺産・勝連城跡や爽快な海にのびる海中道路が有名です。また、闘牛や伝統エイサーなど地域の文化など見どころも満載。
そんな、魅力あふれるうるま市を、4名の編集部員がお届けします。
http://www.urumajikan.com/
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写真提供:うるま市
近年の石川曙エリアは、海を見渡すカフェが立ち並ぶ外国人住宅街でもありつつ、
古くからの沖縄の風景も残す、人気のエリアです。
青々とした芝生の上に佇む真っ白いシンプルな建物が続きます。
その一角にある建物に、ひらがなで「はらいそ」と書かれています。
「はらいそ」とはスペイン語で「paraiso」、パラダイスの意。
それを日本語で「はらいそ」と読み、名付けたそうです。
「紅型(びんがた)」「やちむん」「琉球ガラス」など、
沖縄県にはさまざまな工芸文化がありますが、「ギャラリーはらいそ」は
「うるま市の工芸作家」の作品ばかりを集めたセレクト雑貨ショップです。
店内も白を基調とした壁や棚に、陶器やガラス、紅型などが並んでいます。
やちむんは山田義力、島袋克史、ことりのといった
工藝作家の作品をとり扱っています。
うるま市内の作家だけでも作風はさまざま。
色やかたちといった作家独自の個性を見比べることができます。
透明感のあるガラスの器は田場のガラス工房「てとてと」の作品。
鮮やかな藍色が美しい「花藍舎」のストール。
コースターなど日常使いの雑貨に藍が入るだけで、
生活の彩りが豊かになりそうです。
プルメリアやビーンズといった紅型として
珍しいモチーフを扱うのは工房tokotokoさん。
古い技術のなかに新しい息吹を吹き込んだ作品です。
アンモナイトやバナナの葉をモチーフに
神秘的な紅型を制作するのは工房ふじのさんの作品です。
ギャラリースペースには陶器や絵画、写真などが飾られています。
うるま市で生まれ育った工芸たちを手で取って眺めていると、
その土地の風土や息づかいが聞こえてくるような。
旅先で忘れられない宝物が見つかる、そんな地域のギャラリーです。
ギャラリーはらいそ
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