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ならまちのシンボル!?
猿を祀った小さなお堂「庚申堂」

おでかけコロカル|奈良編

posted:2013.11.22   from:奈良県奈良市  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

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naranara

「奈良と外国人旅行客のあいだに幸せなしくみをつくる」観光バイリンガルフリーペーパー「naranara」。奈良を熟知したガイドボランティアやおもてなしを大切にするたくさんの人々と協力して“奈良ならでは”の魅力・体験、日本人が培ってきた営みの価値をお届けします。
発行元:株式会社シーズクリエイト、編集ディレクション:MUESUM、アートディレクション:UMA/design farm
http://naranara.jp

人々の暮らしを見守る猿たち。

ならまちに根づいた庚申信仰の中心地、西新屋町にひっそりと建つ「庚申堂」。
地元の人からは「庚申さん」と呼ばれる小さなお堂には、
青面金剛(しょうめんこんごう)が祭祀されています。

このあたりのまちを歩くと目につくのは、軒先に吊るされた「身代り申」。
青面金剛の使いである猿を型どった魔除けのお守りだそうです。
背を丸くした赤い猿が大量に吊るされている光景は、このまちならでは。

お堂には、猿の石像や「見ざる」「言わざる」「聞かざる」の3匹の猿、
親子の猿などが祀られており、ならまちの人々の暮らしを見守っています。
ちなみに、「身代り申」のお守りは、近くの奈良町資料館で買うことができます。

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庚申堂

住所 奈良県奈良市西新屋町39

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